118v_ら_れる
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118v_ら_れる [2024/02/26 16:44] – ↷ 移動操作に合わせてリンクを書き換えました。 kaken | 118v_ら_れる [2024/03/01 16:58] (現在) – [用法6:自発] kaken | ||
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行 3: | 行 3: | ||
旧JLPT該当級:3\\ | 旧JLPT該当級:3\\ | ||
品詞: 助動詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ | 品詞: 助動詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ | ||
- | 前接: 否定形\\ | + | 前接: |
意味:1 受け身\\ | 意味:1 受け身\\ | ||
2 可能(グループ2の動詞、グループ3「来る」)\\ | 2 可能(グループ2の動詞、グループ3「来る」)\\ | ||
行 9: | 行 9: | ||
===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== | ===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== | ||
・V(さ)せる[[29v_さ_せる|29[V(さ)せる]]]\\ | ・V(さ)せる[[29v_さ_せる|29[V(さ)せる]]]\\ | ||
- | ・V(さ)せられる[[28v_さ_せられる|28[V(さ)せられる]]]\\ | + | ・V(さ)せられる(※Vさ(せら)れる)[[28v_さ_せられる|28[V(さ)せられる]]]\\ |
・Vてもらう[[63vてもらう|63[Vてもらう](Vていただく)]]\\ | ・Vてもらう[[63vてもらう|63[Vてもらう](Vていただく)]]\\ | ||
- | ・Vることができる[[23vことができる|23[Vことができる](できない)]] | + | ・Vることができる[[23vことができる|23[Vことができる](できない)]]\\ |
+ | ・敬語[[⑪敬語|⑪[敬語]]] | ||
===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== | ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== | ||
・**動詞のグループ(辞書形)**\\ | ・**動詞のグループ(辞書形)**\\ | ||
行 26: | 行 27: | ||
・くる\\ | ・くる\\ | ||
\\ | \\ | ||
- | **動詞:(ら)れる形**[[⑥動詞活用|[動詞活用] ]] | + | **動詞:(ら)れる形**[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用] ]] |
^形^ グループ1 | ^形^ グループ1 | ||
^辞書形|とる|よむ|かく|はなす|たべる|みる|する|くる| | ^辞書形|とる|よむ|かく|はなす|たべる|みる|する|くる| | ||
行 35: | 行 36: | ||
無情物=もの、こと\\ | 無情物=もの、こと\\ | ||
\\ | \\ | ||
- | ・**動詞のタイプ**:自動詞/他動詞 [[⑧動詞のタイプ|[動詞のタイプ]]] | + | ・**動詞のタイプ**:自動詞/他動詞[[⑧動詞のタイプ|⑧[動詞のタイプ]]] |
===== 機能 ===== | ===== 機能 ===== | ||
==== 機能1★: 受け身 | ==== 機能1★: 受け身 | ||
==== 用法1:直接受け身① ==== | ==== 用法1:直接受け身① ==== | ||
- | **【N1は(/が)N2に(N3を)V(ら)れる】←【N2は(/が)N1をVる】/【N2は(/が)N1にN3をVる】**\\ | + | **<color #ed1c24>【N1は(/が)N2に(N3を)V(ら)れる】</ |
**・N1、N2=有情物**\\ | **・N1、N2=有情物**\\ | ||
**・N2に**\\ | **・N2に**\\ | ||
行 49: | 行 50: | ||
例4.友だちが知らない人に道を聞かれた。←知らない人が友だちに道を聞いた。 | 例4.友だちが知らない人に道を聞かれた。←知らない人が友だちに道を聞いた。 | ||
==== 用法1:直接受け身② ==== | ==== 用法1:直接受け身② ==== | ||
- | **【N1は(/が)N2によってV(ら)れる】←【N2は(/が)N1をVる】**\\ | + | **<color #ed1c24>【N1は(/が)N2によってV(ら)れる】</ |
**・N1=無情物(もの)**\\ | **・N1=無情物(もの)**\\ | ||
**・N2によって**\\ | **・N2によって**\\ | ||
行 58: | 行 59: | ||
例7.大阪城は豊臣秀吉(とよとみひでよし)によって建てられた。←豊臣秀吉(とよとみひでよし)が大阪城を建てた。 | 例7.大阪城は豊臣秀吉(とよとみひでよし)によって建てられた。←豊臣秀吉(とよとみひでよし)が大阪城を建てた。 | ||
==== 用法2:間接受け身〈持ち主の受け身〉 ==== | ==== 用法2:間接受け身〈持ち主の受け身〉 ==== | ||
- | **【N1は(/が)N2にN3をV(ら)れる】←【N2は(/が)N1のN3をVる】**\\ | + | **<color #ed1c24>【N1は(/が)N2にN3をV(ら)れる】</ |
**・N1、N2=有情物**\\ | **・N1、N2=有情物**\\ | ||
**・N2に**\\ | **・N2に**\\ | ||
行 68: | 行 69: | ||
例10.田中さんは犬に手をかまれた。〈迷惑の意味〉←犬は田中さんの手をかんだ。 | 例10.田中さんは犬に手をかまれた。〈迷惑の意味〉←犬は田中さんの手をかんだ。 | ||
==== 用法3:間接受け身〈迷惑受け身〉 ==== | ==== 用法3:間接受け身〈迷惑受け身〉 ==== | ||
- | ** 【N1は(/が)N2にV(ら)れる】←【N2は(/が)Vる】** \\ | + | ** <color #ed1c24>【N1は(/が)N2にV(ら)れる】</ |
**・N1=有情物**\\ | **・N1=有情物**\\ | ||
**・N2に**\\ | **・N2に**\\ | ||
行 75: | 行 76: | ||
=== 機能1用法3用例: === | === 機能1用法3用例: === | ||
例11.(私は)雨に降られた。〈迷惑の意味〉←雨が降った。\\ | 例11.(私は)雨に降られた。〈迷惑の意味〉←雨が降った。\\ | ||
- | 例12.夕べ、(私は)友だちに来られて、テストの勉強が出来なかった。〈迷惑の意味〉←夕べ、友だちが来た。 | + | 例12.夕べ、(私は)友だちに来られて、テストの勉強が出来なかった。〈迷惑の意味〉←夕べ、友だちが来た。テストの勉強が出来なかった。 |
==== 用法4:ものの受け身〈一般的なできごと〉 ==== | ==== 用法4:ものの受け身〈一般的なできごと〉 ==== | ||
- | ** 【N1は(/が)V(ら)れる】←【N2は(/が)N1をVる】** \\ | + | ** <color #ed1c24>【N1は(/が)V(ら)れる】</ |
**・N1=無情物(もの・こと)**\\ | **・N1=無情物(もの・こと)**\\ | ||
**・N2×**\\ | **・N2×**\\ | ||
行 86: | 行 87: | ||
例14.この本は世界中で読まれている。←【一般的に/皆】この本を読んでいる。 | 例14.この本は世界中で読まれている。←【一般的に/皆】この本を読んでいる。 | ||
==== 用法5:素材の受け身 ==== | ==== 用法5:素材の受け身 ==== | ||
- | **【N1は(/が)N2で/からV(ら)れる】←【N1をN2で/からVる】** \\ | + | **<color #ed1c24>【N1は(/が)N2で/からV(ら)れる】</ |
**・N1=無情物**\\ | **・N1=無情物**\\ | ||
**・N2(素材)で/から**\\ | **・N2(素材)で/から**\\ | ||
行 93: | 行 94: | ||
例15.とうふは大豆で/から造られる。←とうふを大豆で/から造る。 | 例15.とうふは大豆で/から造られる。←とうふを大豆で/から造る。 | ||
==== 用法6:自発 ==== | ==== 用法6:自発 ==== | ||
- | **【N1は(/が)~とV(ら)れる】**\\ | + | **<color #ed1c24>【N1は(/が)~とV(ら)れる】</ |
**・N1=無情物(もの・こと)**\\ | **・N1=無情物(もの・こと)**\\ | ||
**・動詞のタイプ=他動詞**\\ | **・動詞のタイプ=他動詞**\\ | ||
行 112: | 行 113: | ||
=== 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === | === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === | ||
・V(さ)せる\\ | ・V(さ)せる\\ | ||
- | ・V(さ)せられる\\ | + | ・V(さ)せられる(※Vさ(せら)れる)\\ |
・Vてもらう | ・Vてもらう | ||
=== 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === | === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === | ||
**V(さ)せる(使役):N1が働きかける、N2がする**\\ | **V(さ)せる(使役):N1が働きかける、N2がする**\\ | ||
例)お母さん(N1)が子ども(N2)に本を読ませる。→お母さんが働きかける。子どもが読む。\\ | 例)お母さん(N1)が子ども(N2)に本を読ませる。→お母さんが働きかける。子どもが読む。\\ | ||
- | **V(さ)せられ る(使役の受け身):N1がする、N2が働きかける**\\ | + | **V(さ)せられ る/Vさ(せら)れる(使役の受け身):N1がする、N2が働きかける**\\ |
- | 例)私(N1)は母(N2)に本を読ませられる。→私は読む。母が働きかける。\\ | + | 例)私(N1)は母(N2)に本を読ませられる/読まされる。→私は読む。母が働きかける。\\ |
**V てもらう:N2がする、N1が恩恵を受ける**\\ | **V てもらう:N2がする、N1が恩恵を受ける**\\ | ||
例)子ども(N1)はお母さん(N2)に本を読んでもらった。→お母さんが本を読んだ。子どもはお母さんが本をこんだことの恩恵を受けた。\\ | 例)子ども(N1)はお母さん(N2)に本を読んでもらった。→お母さんが本を読んだ。子どもはお母さんが本をこんだことの恩恵を受けた。\\ | ||
**V(ら)れる(受け身):N2がする、N1が迷惑/恩恵を受ける**\\ | **V(ら)れる(受け身):N2がする、N1が迷惑/恩恵を受ける**\\ | ||
例)私(N1)は母(N2)にメールを読まれた。→母がメールを読んだ。私は母がメールを読んだことで迷惑を受けた。\\ | 例)私(N1)は母(N2)にメールを読まれた。→母がメールを読んだ。私は母がメールを読んだことで迷惑を受けた。\\ | ||
- | 例)よう子ちゃん(N1)は、小さいころ、みんな(N2)にかわいがられていた。→みんながよう子ちゃんをかわいがる。よう子ちゃんはみんながかわいがることの恩恵を受けた。\\ | + | 例)よう子ちゃん(N1)は、小さいころ、みんな(N2)にかわいがられた。→みんながよう子ちゃんをかわいがる。よう子ちゃんはみんながかわいがることの恩恵を受けた。\\ |
==== 機能2★: 可能(グループ2の動詞、グループ3「来る」) ==== | ==== 機能2★: 可能(グループ2の動詞、グループ3「来る」) ==== | ||
- | **可能形**[[⑥動詞活用|[動詞活用] ]] | + | **可能形**[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用] ]] |
^ グループ1 | ^ グループ1 | ||
|かう|よむ|かく|はなす|たべる|みる|する|< | |かう|よむ|かく|はなす|たべる|みる|する|< | ||
行 174: | 行 175: | ||
2 cf.機能1用法2\\ | 2 cf.機能1用法2\\ | ||
3 cf.機能1\\ | 3 cf.機能1\\ | ||
- | 4 cf.コラム | + | 4 cf.機能1用法2、コラム |
118v_ら_れる.1708933454.txt.gz · 最終更新: 2024/02/26 16:44 by kaken