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17がる [2024/02/15 15:30] – [機能1★: 願望] kaken17がる [2024/02/26 17:53] (現在) – [コラム] kaken
行 3: 行 3:
 旧JLPT該当級:3\\ 旧JLPT該当級:3\\
 品詞:助動詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 品詞:助動詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
-前接:Vた<del>い</del>[[37vたい|37[Vたい]]]\\+前接:V(動詞)た<del>い</del>[[37vたい|37[Vたい]]]\\
 意味:願望 意味:願望
 ===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== ===== 使い分けが必要な文法・文型 =====
行 9: 行 9:
 ・ほしい[[96ほしい|96[ほしい]]]\\ ・ほしい[[96ほしい|96[ほしい]]]\\
 ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 =====
-・**意志動詞/無意志動詞**[[⑧動詞のタイプ|[動詞のタイプ]]]\\+・**意志動詞/無意志動詞**[[⑧動詞のタイプ|[動詞のタイプ]]]\\
 \\ \\
 ・**主語の人称**\\ ・**主語の人称**\\
- 1人称=わたし \\ + 1人称(1p.)=わたし \\ 
- 3人称=~さん\\+ 3人称(3p.)=~さん\\
 ===== 機能 ===== ===== 機能 =====
 ==== 機能1★: 願望 ==== ==== 機能1★: 願望 ====
行 26: 行 26:
 例4.新しいパソコンがほしい。\\ 例4.新しいパソコンがほしい。\\
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
-**Nがほしい**:Nと一緒に使う\\+**Nがほしい**:N(名詞)のに使う\\
 **Vたい**:主語が1人称のときに使う \\ **Vたい**:主語が1人称のときに使う \\
-**Vがる**:主語が3人称のに使う  \\+**Vがる**:主語が3人称のときに使う  \\
 ===== コラム ===== ===== コラム =====
- ➣「Vがる」は無意志動詞は使えない。\\+ ➣「Vがる」は無意志動詞は使えない。\\
 開く(無意志動詞)→開きたがる × \\ 開く(無意志動詞)→開きたがる × \\
 開ける(意志動詞)→開けたがる 〇\\ 開ける(意志動詞)→開けたがる 〇\\
 \\ \\
-➣否定形:「がらない」 \\ +➣否定形:「Vがらない」 \\ 
-)雨の日、犬は散歩に行きたがらない。\\+雨の日、犬は散歩に行きたがらない。\\
 \\ \\
-➣「がる」は、継続の形(「がっている」)で使われることが多い\\+➣「Vがる」は、継続の形(「Vがっている」)で使われることが多い\\
 \\ \\
-➣形容詞:話し手が確実に知ることができない第三者(他の人)の気持ちを表すときに使う\\+「(A)形容詞+がる」:話し手が確実に知ることができない第三者(他の人)の気持ちを表すときに使う\\
 ・前接: A<del>い</del>、A<del>な</del>\\ ・前接: A<del>い</del>、A<del>な</del>\\
-・形容詞(A)+「がる」→動詞(V) \\ +(A)形容詞+「がる」→(V)動詞 \\ 
- かなしい(A)→かなしがる(V)\\ + かなしい→かなしがる\\ 
- いや(A)→いやがる(V)\\ + いや→いやがる\\ 
-)田中さんは、犬が死んでしまって、かなしがっている。 \\ +田中さんは、犬が死んでしまって、かなしがっている。 \\ 
-)犬は雨をいやがる。\\+犬は雨をいやがる。\\
 \\ \\
 ➣「Vがる」の対象の助詞に「を」を使う  \\ ➣「Vがる」の対象の助詞に「を」を使う  \\
-)子どもはゲーム**を**したがる。\\  +子どもはゲーム**を**したがる。\\  
-)田中さんは犬の死**を**かなしがっている。 \\ +田中さんは犬の死**を**かなしがっている。 \\ 
-)犬は雨**を**いやがる。+犬は雨**を**いやがる。
17がる.1707978614.txt.gz · 最終更新: 2024/02/15 15:30 by kaken

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