56vてくれる
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行 1: | 行 1: | ||
====== 56[Vてくれる](Vてくださる) ====== | ====== 56[Vてくれる](Vてくださる) ====== | ||
- | cf.[[⑦授受動詞|[授受動詞] ]] | + | cf.[[⑦授受動詞|⑦[授受動詞] ]] |
===== 基本情報 ===== | ===== 基本情報 ===== | ||
旧JLPT該当級:3\\ | 旧JLPT該当級:3\\ | ||
行 21: | 行 21: | ||
・**人称**\\ | ・**人称**\\ | ||
- | 1人称=わたし\\ | + | 1人称(1p.)=わたし\\ |
- | 2人称=あなた\\ | + | 2人称(2p.)=あなた\\ |
- | 3人称=~さん\\ | + | 3人称(3p.)=~さん\\ |
・**目上と目下**\\ | ・**目上と目下**\\ | ||
目上=話者から見て社会的地位が高い人\\ | 目上=話者から見て社会的地位が高い人\\ | ||
- | 例)先生、社長など\\ | + | 例)先生、社長、お客さんなど\\ |
- | 目下=話者から見て社会的地位が低い人(動物)もしくは同等の地位の人\\ | + | 目下=話者から見て社会的地位が低い人、もしくは同等の地位の人。動植物など\\ |
例)動物、子ども、家族、クラスメートなど\\ | 例)動物、子ども、家族、クラスメートなど\\ | ||
同等=話者と同じ社会的地位の人\\ | 同等=話者と同じ社会的地位の人\\ | ||
・**視点/共感**\\ | ・**視点/共感**\\ | ||
- | 話し手の立場がおかれている場所\\ | + | 視点=話し手の立場がおかれている場所\\ |
- | 例)友だちが**__(私の)子ども__**に本を読んでくれた。\\ | + | 例)友だちが**__(私の)子ども__**に本をくれた。\\ |
- | **話し手の立場** | + | ** 話し手の立場・視点** |
- | ・**本動詞(単純動詞)と補助動詞(複合動詞)**[[⑧動詞のタイプ|[動詞のタイプ]]]\\ | + | ・**本動詞(単純動詞)と補助動詞(複合動詞)**[[⑧動詞のタイプ|⑧[動詞のタイプ]]]\\ |
本動詞=動詞が一つ\\ | 本動詞=動詞が一つ\\ | ||
例)本を**< | 例)本を**< | ||
行 47: | 行 47: | ||
①与え手=あなた(2p.)→受け手=わたし(1p.)/わたしと同じグループの人(3p.)\\ | ①与え手=あなた(2p.)→受け手=わたし(1p.)/わたしと同じグループの人(3p.)\\ | ||
②与え手=~さん(3p.)→受け手=わたし(1p.)/わたしと同じグループの人(3p.)\\ | ②与え手=~さん(3p.)→受け手=わたし(1p.)/わたしと同じグループの人(3p.)\\ | ||
- | ==== 機能1用例: | + | === 機能1用例: === |
例1.ペン、貸してくれる?→①\\ | 例1.ペン、貸してくれる?→①\\ | ||
例2.誕生日に母がネックレスを買ってくれた。→②\\ | 例2.誕生日に母がネックレスを買ってくれた。→②\\ | ||
例3.ジョンさんが(私の)娘に英語を教えてくれた。→②\\ | 例3.ジョンさんが(私の)娘に英語を教えてくれた。→②\\ | ||
例4.夫が私のために旅行を計画してくれた。→②\\ | 例4.夫が私のために旅行を計画してくれた。→②\\ | ||
- | ==== 機能1と使い分けが必要な文法・文型: | + | === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === |
・Vてあげる(Vさしあげる、Vてやる)\\ | ・Vてあげる(Vさしあげる、Vてやる)\\ | ||
・Vてもらう(Vていただく)\\ | ・Vてもらう(Vていただく)\\ | ||
- | ==== 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: | + | === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === |
**Vてあげる(Vてさしあげる、Vてやる): | **Vてあげる(Vてさしあげる、Vてやる): | ||
**[与え手=主語]が[受け手=非主語]に(/のために)~を~てあげる(さしあげる・やる)**\\ | **[与え手=主語]が[受け手=非主語]に(/のために)~を~てあげる(さしあげる・やる)**\\ | ||
行 69: | 行 69: | ||
⑨受け手=あなた(2p.)←与え手=~さん(3p.)\\ | ⑨受け手=あなた(2p.)←与え手=~さん(3p.)\\ | ||
⑩受け手=~さん(3p.)←与え手=~さん(3p.)\\ | ⑩受け手=~さん(3p.)←与え手=~さん(3p.)\\ | ||
- | ==== 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: | + | === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: === |
例5.(わたしは)(あなたに)料理を手伝ってあげるよ。→③\\ | 例5.(わたしは)(あなたに)料理を手伝ってあげるよ。→③\\ | ||
例6.(わたしは)田中さんに英語を教えてあげた。→④\\ | 例6.(わたしは)田中さんに英語を教えてあげた。→④\\ | ||
行 80: | 行 80: | ||
例12.アンナさんは山田さんに漢字の勉強を手伝ってもらいました。→⑩\\ | 例12.アンナさんは山田さんに漢字の勉強を手伝ってもらいました。→⑩\\ | ||
===== コラム ===== | ===== コラム ===== | ||
- | ・**Vてくださる: | + | ➣**Vてくださる: |
例)先生が本をプレゼントしてくださいました。\\ | 例)先生が本をプレゼントしてくださいました。\\ | ||
例)ジョンさんが(わたしの)こどもに英語を教えてくださいました。\\ | 例)ジョンさんが(わたしの)こどもに英語を教えてくださいました。\\ | ||
- | ・**省略**\\ | + | ➣**省略**\\ |
「あなた」ということばは使わない。\\ | 「あなた」ということばは使わない。\\ | ||
「わたし」ということばはよく省略される。\\ | 「わたし」ということばはよく省略される。\\ | ||
行 94: | 行 94: | ||
===== 確認問題の説明 ===== | ===== 確認問題の説明 ===== | ||
- | 1 cf.機能1\\ | + | 1 cf.機能1、コラム\\ |
2 cf.機能1\\ | 2 cf.機能1\\ | ||
3 cf.機能1\\ | 3 cf.機能1\\ | ||
56vてくれる.1709197445.txt.gz · 最終更新: 2024/02/29 18:04 by kaken