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初級日本語文法の総まとめ

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56vてくれる

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56vてくれる [2025/05/06 11:14] – [コラム] kaken56vてくれる [2026/04/30 17:32] (現在) – [機能1★:[与え手=主語]が[わたし/わたしと同じグループの人=非主語(受け手)]に(/のために)~を~てくれる(くださる)] kaken
行 51: 行 51:
 例2.誕生日に母がネックレスを**買ってくれた**。→②\\ 例2.誕生日に母がネックレスを**買ってくれた**。→②\\
 例3.ジョンさんが(私の)娘に英語を**教えてくれた**。→②\\ 例3.ジョンさんが(私の)娘に英語を**教えてくれた**。→②\\
-例4.夫がのために旅行を**計画してくれた**。→②\\+例4.夫がわたしのために旅行を**計画してくれた**。→②\\
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: ===
 ・Vてあげる(Vさしあげる、Vてやる)\\ ・Vてあげる(Vさしあげる、Vてやる)\\
行 79: 行 79:
 例11.漢字はだれに**教えてもらいましたか**。→⑨\\ 例11.漢字はだれに**教えてもらいましたか**。→⑨\\
 例12.アンナさんは山田さんに漢字の勉強を**手伝ってもらいました**。→⑩\\ 例12.アンナさんは山田さんに漢字の勉強を**手伝ってもらいました**。→⑩\\
 +
 +<color #ff7f27> **誤用例:** </color>[[文法書の使い方|【本ツールの使い方】]]\\
 +**1.その項目を使うべきでないところで使っている**\\
 + 例)それよく私は宿題について、いろいろなことを**<color #ff7f27><del>おしえくれました</del></color>**(誤用)。【『寺村誤用例集データベース』】→私は**<color #ff7f27>おしえてもらいました</color>**。\\
 +   ※〈解説〉「**くれる**」を使うとき、**「私」以外の人が主語**になる。**「私」は非主語**になる。**「私」が主語の場合**は、「**もらう**」**を使う**。\\
 +     ☞「くれる」:【第三者=与え手=主語(が)】【「わたし」=受け手=非主語(に)】\\
 +     ☞「もらう」:【「わたし」=受け手=主語(が)】【第三者=与え手=非主語(に)】\\
 +
 +**2.その項目を使うべきところで使っていない(違う項目/違う構文を使っている)**\\
 + 例)せんせいはいつもしんせつに**<color #ff7f27><del>おしえました</del></color>**(誤用)。【『寺村誤用例集データベース』】→先生は**<color #ff7f27>教えてくれました</color>**(**<color #ff7f27>くださいました</color>**)。\\
 + 例)読ませたいと提案して、友人は私にこの本を**<color #ff7f27><del>借した</del></color>**(誤用)。【『寺村誤用例集データベース』】→友人は**<color #ff7f27>貸してくれました</color>**。\\
 +   ※〈解説〉(cf.コラム)**「くれる」を使わないと、動作がだれのために行われるかが不明となる**。\\
 +
 +**3.誤形成(形、活用、助詞などの間違い)**\\
 + 例)また、祖母**<color #ff7f27><del>から</del></color>**様々な料理をつくってくれました(誤用)。【『寺村誤用例集データベース』】→祖母<color #ff7f27>**が**</color>~\\
 +   ※〈解説〉「**祖母**」は**主語**なので、「**が**」**を使う**。\\
 +
 ===== コラム ===== ===== コラム =====
 ➣**Vてくださる:  [与え手=主語=目上の人]、[受け手=非主語=目下の人]**\\ ➣**Vてくださる:  [与え手=主語=目上の人]、[受け手=非主語=目下の人]**\\
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 ➣**省略**\\ ➣**省略**\\
-「あなた」ということばは使わない。→cf.例1、例7\\ +「あなた」ということばは使わない。→cf.例1、例5,例7、例11\\ 
-「わたし」ということばはよく省略される。→cf.例1、例5、例6\\+「わたし」ということばはよく省略される。→cf.例1、例2、例5、例6、例9、例10\\
  
 ➣**動作の方向性**\\ ➣**動作の方向性**\\
-「くれる」の使用は恩恵だけでなく、動作の方向性を明確にするために重要である。 +「くれる」の使用は恩恵だけでなく、**動作の方向性を明確にする**ために重要である。\\ 
-例)友だちがペンを貸した。 +「くれる」を使わないと、動作がだれのために行われるかが不明となる。\\ 
-例)友だちがペンを貸してくれた。+例)友だちがペンを貸した。→だれにペンを貸したかが不明である。\\ 
 +例)友だちがペンを貸してくれた。→「「わたし」にペンを貸した」が明確である。\\
  
 ===== 確認問題 =====  ===== 確認問題 ===== 
56vてくれる.1746497648.txt.gz · 最終更新: 2025/05/06 11:14 by kaken

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