日本語参照文法

初級日本語文法の総まとめ

ユーザ用ツール

サイト用ツール


58でしょう

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
58でしょう [2025/05/06 11:29] kaken58でしょう [2025/05/06 15:22] (現在) kaken
行 23: 行 23:
 ・そうだ【様態】 ・そうだ【様態】
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:  === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:  ===
-**でしょう:**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。**話し手の予想が正しいと話し手が思っ****ている**ときに使う。「あることが起きる予想」が正しい場合と正しくない場合には使えない。→例6\\+**でしょう:**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。**<color #00a2e8>話し手の予想が正しいと話し手が思っ****ている</color>**ときに使う。**<color #ed1c24>「あることが起きる予想」が正しい場合と正しくない場合には使えない</color>**。→例6\\
 「だろう」よりていねいな話しことば。\\ 「だろう」よりていねいな話しことば。\\
 ☞**#**:非文(正しくない文・不適切な文)を指す[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ ☞**#**:非文(正しくない文・不適切な文)を指す[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
行 29: 行 29:
 例6.#雨が降るでしょうし、降らないでしょう。×\\ 例6.#雨が降るでしょうし、降らないでしょう。×\\
 \\ \\
-**だろう:**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。**話し手の予想****が****正しいと話し手が思ってい****る**ときに使う。「あることが起きる予想」が正しい場合と正しくない場合には使えない。→例8\\+**だろう:**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。**<color #00a2e8>話し手の予想****が****正しいと話し手が思ってい****る</color>**ときに使う。**<color #ed1c24>「あることが起きる予想」が正しい場合と正しくない場合には使えない</color>**。→例8\\
 普通体の書きことばと、主に男性がていねいではない話しことばで使う。\\ 普通体の書きことばと、主に男性がていねいではない話しことばで使う。\\
 例7. 家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいる**だろう**【話し手の推量】。 \\ 例7. 家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいる**だろう**【話し手の推量】。 \\
 例8.#雨が降るだろうし、降らないだろう。\\ 例8.#雨が降るだろうし、降らないだろう。\\
 \\ \\
-**かもしれない:**「あることが起きる可能性がある」という話し手の推量を表す。「あることが起きる可能性」は 「だろう/でしょう」より低い。**また、「あることが起きる可能性」が正しい場合も、正しくない場合も使える**。→例10 \\+**かもしれない:**「あることが起きる可能性がある」という話し手の推量を表す。「あることが起きる可能性」は 「だろう/でしょう」より低い。また、**<color #ed1c24>「あることが起きる可能性」が正しい場合も、正しくない場合も使える</color>**。→例10 \\
 例9.田中さんは家にいる**かもしれない**【あることの可能性についての話し手の推量】。 \\ 例9.田中さんは家にいる**かもしれない**【あることの可能性についての話し手の推量】。 \\
 例10.雨が**降るかもしれない**し、**降らないかもしれない**。\\ 例10.雨が**降るかもしれない**し、**降らないかもしれない**。\\
行 56: 行 56:
 ・だろう  ・だろう 
 === 機能2と使い分けが必要な文法・文型の違い: === === 機能2と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
-「だろう」と「でしょう」の大きな違いはない。「でしょう」は「だろう」よりていねいな話しことば。また、話しことばでは主に男性が使う「だろう」となることもある+「だろう」と「でしょう」の大きな違いはない。\\ 
 +「でしょう」は「だろう」よりていねいな話しことば。\\ 
 +また、話しことばでは男性が「だろう」を使うことが多い
 === 機能2と使い分けが必要な文法・文型の用例: === === 機能2と使い分けが必要な文法・文型の用例: ===
 例18.このくだものはおいしい**だろう**。↗ \\ 例18.このくだものはおいしい**だろう**。↗ \\
58でしょう.1746498592.txt.gz · 最終更新: 2025/05/06 11:29 by kaken

Donate Powered by PHP Valid HTML5 Valid CSS Driven by DokuWiki