====== 33[すぎる] ======
===== 基本情報 =====
1.旧JLPT該当級:4\\
2.品詞: 動詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
3.前接: V(動詞)連用形(ます形)[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用] ]]、A(形容詞)(※Aい、Aな)[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
4.意味: 過剰に、程度をこえる
===== 使い分けが必要な文法・文型 =====
・Vてしまう[[57Vてしまう|57[Vてしまう]]]
===== 機能 =====
==== 機能1★:過剰に、程度をこえる ====
=== 機能1用例: ===
例1.この部屋にはものがありすぎる。\\
例2.きのうのパーティーでケーキを食べすぎた。\\
例3.このカレーは辛すぎる。\\
例4.このビーチはいつもにぎやかすぎる。
=== 機能1と使い分けが必要な文法・文型: ===
・Vてしまう
=== 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: ===
例5.きのう作ったケーキを食べてしまった。\\
例6.夏休みの宿題を一日でやってしまった。
=== 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
**Vすぎる**:過剰にする\\
例)ケーキを食べすぎた。→過剰に(たくさん)食べた\\
**Vてしまう**:完全にする\\
例)ケーキを食べてしまった。→全部食べた\\
※「**すぎる**」は**動詞**(食べすぎる)とも、**形容詞**(辛すぎる、にぎやかすぎる)とも使えるが、「**しまう**」は**動詞(**食べてしまう)としか使えない。
===== コラム =====
➣否定形(「ない」)は「**なさ**すぎる」になる。\\
例)私の家にはものがなさすぎる。\\
例)この子はごはんを食べなさすぎる。\\
\\
➣習慣的なできごとには「**すぎだ**」を使うことができる。\\
例)君、甘いもの、食べすぎだ。