====== 4[ある] ======
===== 基本情報 =====
旧JLPT該当級:4\\
品詞: 動詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
前接:ー \\
意味: ****所在、存在****
===== 使い分けが必要な文法・文型 =====
・いる[[5いる|5[いる]]]
===== 文型を使う上で理解が必要な情報 =====
・**無情物/有情物**\\
無情物主語:もの\\
有情物主語:人、動物\\
\\
・**新しい情報/古い情報** \\
===== 機能 =====
==== 機能1★: 所在 ====
**[主語]は[場所]にある**←主語は**どこに**ある?\\
**主語=古い情報 場所=新しい情報**\\
\\
**機能1用例**:\\
例1.本はつくえの上にあります。←本はどこにありますか?\\
例2.トイレはエレベーターのとなりにあります。←トイレはどこにありますか?\\
\\
**機能1と使い分けが必要な文法・文型**:\\
・いる\\
**機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例**:\\
例3.先生は研究室にいます。←先生はどこにいますか?\\
例4.ねこはソファの上にいます。←ねこはどこにいますか?\\
\\
**機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い**:\\
**ある**:無情物主語 → 本はつくえの上にあります。\\
**いる**:有情物主語 → 先生は研究室にいます。\\
==== 機能2★: 存在 ====
**[場所]に[主語]がある**←場所に**何が**ある?\\
**場所=古い情報 主語=新しい情報**\\
\\
**機能2用例**:\\
例5.つくえの上に本があります。←つくえの上に何がありますか?\\
例6.エレベーターのとなりにトイレがあります。←エレベーターのとなりに何がありますか?\\
**機能2と使い分けが必要な文法・文型**:\\
・いる\\
\\
**機能2と使い分けが必要な文法・文型の用例**:\\
例7.研究室に先生がいます。←研究室にだれがいますか?\\
例8.ソファの上にねこがいます。←ソファの上に何がいますか?\\
\\
**機能2と使い分けが必要な文法・文型の違い**:\\
**ある**:無情物主語 → つくえの上に本があります。\\
**いる**:有情物主語 → 研究室に先生がいます。\\
===== コラム =====
➣所在文のyes-no questions\\
例)Q:本はつくえの上にありますか。 \\
A:**はい**、つくえの上**に**あります。\\
\\
例)Q:本はつくえの上にありますか。 \\
A:**いいえ**、つくえの上**には**ありません。かばんの中にあります。\\
\\
➣主語の数の表し方\\
**場所に主語が[__数__]ある**。\\
例)わたしの家にテレビが__2つ__あります。\\
===== 確認問題 =====
1.Q:山田さんの部屋に何が{a.います b.あります}か?\\
A:ベッドやつくえが{a.います b.あります}。\\
2.教室に{a.テーブル2つが b.テーブルが2つ c. 2つテーブルが}あります。\\
3.Q: 銀行は、駅の中にありますか。\\
A:いいえ、銀行は駅の中{a.は b.に c.には}ありません。駅の前にあります。\\
===== 確認問題の説明 =====
1.cf. 機能2\\
2.cf.コラム\\
3.cf.コラム\\