====== 61[ても/でも] ======
===== 基本情報 =====
旧JLPT該当級:3\\
品詞: 文型[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
前接: V(動詞)**て**形、いA(形容詞)**て**形、なA(形容詞)(※な)/N(名詞)でも[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
意味: 逆接
===== 使い分けが必要な文法・文型 =====
・たら[[41たら|41[たら]]]\\
・のに[[87のに|87[のに] ]]
===== 文型を使う上で理解が必要な情報 =====
・**V「て」形**\\
例)飲**んで**、買**って**、食べ**て**、し**て** など\\
例)飲ま**なくて**、買わ**なくて**、食べ**なくて**、し**なくて** など\\
\\
**いA「て」形**\\
例)さむ**くて**、むずかし**くて**、よ**くて** など\\
例)さむく**なくて**、むずかしく**なくて**、よく**なくて** など\\
\\
**なA**/**N**\\
例)ひま**でも**、雨**でも** など\\
例)ひま**じゃなくて**、雨**じゃなくて** など\\
\\
・**前件/後件**[[⑬文のタイプ|⑬[文のタイプ]]]\\
前件=2節からなる複文の前の節\\
後件=2節からなる複文の後の節\\
===== 機能 =====
==== 機能1★: 逆接 ====
**前の内容(前件)から予測されないことになる(後件)**
=== 機能1用例: ===
例1.ストーブをつけても、さむい。\\
例2.ストーブをつけなくても、あたたかい。\\
例3.練習は、むずかしくても、続ける。\\
例4.練習は、むずかしくなくても、続けない。\\
例5.パーティーは、ひまでも、行かない。\\
例6.パーティーは、ひまじゃなくても、行く。\\
例7.あした、雨でも、山へ行く。\\
例8.あした、雨じゃなくても、山へ行かない。\\
=== 機能1と使い分けが必要な文法・文型: ===
・たら\\
・のに
=== 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: ===
例9.ストーブをつけたら、あたたかくなった。\\
例10.ストーブをつけなかったら、あたたかくならない。\\
例11.練習は、むずかしかったら、続けない。\\
例12.練習は、むずかしくなかったら、続ける。\\
例13.パーティーは、ひまだったら、行く。\\
例14.パーティーは、ひまじゃなかったら、行かない。\\
例15.あした、雨だったら、山へ行かない。\\
例16.あした、雨じゃなかったら、山へ行く。\\
例17.勉強したのに、合格できなかった。\\
例18.きょうは、日よう日なのに、仕事に行かなければならない。\\
例19.暑いのに、田中さんはセーターを着ている。
=== 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
・**ても/でも**:仮定的な逆接\\
・**たら**:前件のできごとの成立で、後件のできごとの成立が決まる。\\
・**のに**:事実的な逆接\\
前件から期待される結果ではない意味(後件)になる。そこから、後件が「不満」や「おどろき」を表すことがある\\
\\
**「ても/でも」と「たら」**\\
例)時間があっても、行きません。\\
例)時間があったら、行きます。 \\
\\
**「ても/でも」と「のに」**\\
例)時間があるのに、行きません。→時間があります。しかし、行きません。\\
例)時間があっても、行きません。→たとえば、時間があります。それでも、行きません。
===== コラム =====
➣「Nでも」には例示(「たとえば~」)の意味もある。\\
例)お茶でも(=たとえば、お茶)飲みませんか。\\
例)天気がいいから、お散歩でも(=たとえば、お散歩)しませんか。\\
\\
➣QW+助詞+でも:「すべて~」cf. [[105も|105[も] ]]\\
・なんでも/なに**と**でも/なん**で**でも\\
・だれでも/だれ**と**でも/だれ**に**でも/だれ**から**でも\\
・どこでも/どこ**へ**でも/どこ**に**でも/どこ**で**でも/どこ**から**でも/どこ**まで**でも