====== 73[Vないでください] ====== ===== 基本情報 ===== 旧JLPT該当級:4\\ 品詞:文型[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 前接::V(動詞)**ない**形[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用] ]]+**で**\\ 意味:行為をしないことを依頼する、指示する、禁止する\\ ===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== ・Vないでくれますか/くれませんか/くださいますか/くださいませんか [[56vてくれる|56[Vてくれる](Vてくださる)]]\\ ・Vないでもらえますか/もらえませんか/いただけますか/いただけませんか [[63vてもらう|63[Vてもらう](Vていただく)]]\\ ・Vないでくれ\\ ・Vる形な\\ ・Vてください[[54vてください|54[Vてください]]] ===== 機能 ===== ==== 機能1★: 行為をしないことを依頼する、指示する、禁止する ==== 目上の人には使えない\\ === 機能1用例: === 例1.教室で食べものを食べないでください。 \\ 例2.そこに荷物を置かないでください。 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === ・Vないでくれますか/くれませんか/くださいますか/くださいませんか \\ ・Vないでもらえますか/もらえませんか/いただけますか/いただけませんか \\ ・Vないでくれ\\ ・Vる形な\\ ・Vてください === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: === 例3.そこに荷物を置かないでくれますか/くれませんか/くださいますか/くださいませんか。 \\ 例4.そこに荷物を置かないでもらえますか/もらえませんか/いただけますか/いただけませんか。 \\ 例5.そこに荷物を置かないでくれ。\\ 例6.そこに荷物を置くな。 \\ 例7.そこに荷物を置いてください。 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === ・「**Vないでくれますか/くれませんか/くださいますか/くださいませんか**」と「**Vないでもらえますか/もらえませんか/いただけますか/いただけませんか**」:間接的な依頼表現(ていねいに依頼する)→例3、例4\\ \\ ・「**Vないでくれ**」:禁止表現。おもに男性が話しことばで使う。→例5\\  (その場合、女性は「Vないで。」 を使う。)\\ \\ ・「**Vる形な**」:禁止表現(ていねいではない)→例6\\ \\ ・「**Vてください**」:行為することを依頼する・指示する→例7 ===== コラム ===== ➣くだけた会話では、「ください」を使わないで言うこともある。\\ 例)教室で食べものを**食べないで**。 \\ 例)そこに荷物を**置かないで**。