====== 91[Vはじめる]  ====== ===== 基本情報 ===== 1.旧JLPT該当級:3\\ 2.品詞: 複合動詞[[⑧動詞のタイプ|⑧[動詞のタイプ]]][[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 3.前接: V(動詞)連用形(ます形)[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用] ]]\\ 4.意味: 動作の開始 ===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== ・Vおわる(おえる)[[8vおわる_おえる|8[Vおわる(おえる)]]]\\ ・Vだす[[39vだす|39[Vだす] ]]\\ ・Vつづける(つづく)[[44vつづける_つづく|44[Vつづける(つづく)] ]]\\ ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== ・**動詞のタイプ**[[⑧動詞のタイプ|⑧[動詞のタイプ]]]\\  1)動きがある動詞:①動きがしばらく続く動詞、②動きが短い動詞\\  2)動きがない動詞\\ \\ ・**意志動詞/無意志動詞**[[⑧動詞のタイプ|⑧[動詞のタイプ]]]\\ ===== 機能 ===== ==== 機能1★:動作の開始 ==== ※動詞のタイプ:Vには①動きがしばらく続く動詞を使う。 === 機能1用例: === 例1.子どもはごはんを食べはじめた。\\ 例2.雨が降りはじめた。 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === ・Vおわる(おえる)\\ ・Vだす\\ ・Vつづける(つづく) === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: === 例3.子どもはごはんを食べおわった。\\ 例4.10kmのマラソンを走りおえた。\\ 例5.雨が降りだした。\\ 例6.今日一日、雨が降りつづけるだろう。\\ 例7.雨が降りつづいている。\\ 例8.山の中を5時間歩きつづけた。 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:  === **Vはじめる:動作の開始**\\ **Vおわる(おえる):動作の終了**\\ ※「おわる」:意志動詞とも無意志動詞とも使える\\ ※「おえる」:意志動詞としか使えない\\ **Vだす:動作の開始**\\ ※無意志動詞としか使えない\\ **Vつづける(つづく):動作の継続**\\ ※「つづく」は「降る」という動詞のときのみに使う ===== コラム ===== ➣「はじめる」は、「行く」、「来る」、「帰る」とは一般的に使えないが、「くりかえし」(何度も)のような意味のときには、使うことができる。\\ 例)先週から、プールに行きはじめた。