====== 98[まえに] ====== ===== 基本情報 ===== 1.旧JLPT該当級:4\\ 2.品詞: 文型[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 3.前接:N(名詞)**の** 、V(動詞)**る**形[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用] ]]\\ 4.意味: 時間の前後関係、動作の順\\ ===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== ・あとで[[2あとで|2[あと(で)]]] ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== ・**主節/従属節**[[⑬文のタイプ|⑬[文のタイプ]]]\\  主節のできごと=Q\\  従属節のできごと=P \\ \\ __ごはんを食べる__まえに、__おふろに入る__。\\    P          Q\\ ===== 機能 ===== ==== 機能1★:時間の前後関係、動作の順 ==== ==== 用法1:N(P)のまえに~V(Q) ==== **機能1用法1用例:**\\ 例1.食事のまえに、手を洗う。\\ 例2.授業のまえに、宿題をする。\\ \\ **機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型:**\\ ・Nのあとで\\ \\ **機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型の用例**\\ 例3. 食事のあとで、薬を飲んでください。\\ 例4. 授業のあとで、さんぽをした。\\  \\ **機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型の違い:**\\ N(P)のまえに~V(Q)     V(Q)→N(P) \\ N(P)のあとで~V(Q)     N(P)→V(Q)\\ ==== 用法2:V1る(P)まえに~V2(Q) ==== **機能1用法2用例:**\\ 例5.部屋を出るまえに、電気を消す。\\ 例6.日本へ来るまえに、日本語を勉強した。\\ \\ **機能1用法2と使い分けが必要な文法・文型:**\\ ・Vたあとで\\ \\ **機能1用法2と使い分けが必要な文法・文型の用例:**\\ 例7.食事をしたあと(で)、ずっとテレビを見ている。\\ 例8.授業が終わったあとで、映画を見に行く。\\ \\ **機能1用法2と使い分けが必要な文法・文型の違い:**\\ V1る(P)まえに~V2(Q)  V2(Q)→V1(P)(PとQの前後関係)\\ V1た(P)あとで~V2(Q)  V1(P)→V2(Q)(PとQの前後関係)\\ ===== コラム ===== ➣PとQが「連続する」場合は、「まえに」の「に」をつけない。\\ 例)発表の前に、練習した。→PとQは連続してない\\ 例)発表の前、緊張がおさまらなかった。→PとQは連続している