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117らしい

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117らしい [2024/01/30 17:26] – [基本情報] kaken117らしい [2024/02/28 14:28] (現在) kaken
行 2: 行 2:
 ===== 基本情報 ===== ===== 基本情報 =====
 旧JLPT該当級:3\\ 旧JLPT該当級:3\\
-品詞: 助動詞\\ +品詞: 助動詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 
-前接:N/A/V普通形 (※A<del>な</del>)\\+前接:N(名詞)/A(形容詞)/V(動詞)普通形[[文体|⑩[文体]]] (※A<del>な</del>)\\
 意味:1推量\\ 意味:1推量\\
    2比況(典型)    2比況(典型)
 ===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== ===== 使い分けが必要な文法・文型 =====
-・そうだ(伝聞)\\ +・そうだ(伝聞)[[35そうだ_伝聞_②|35[そうだ]②]]\\ 
-・そうだ(様態)\\ +・そうだ(様態)[[34そうだ_様態_①|34[そうだ]①]]\\ 
-・ようだ+・ようだ[[111ようだ|111[ようだ]]]
 ===== 機能 ===== ===== 機能 =====
 ==== 機能1★:推量 ==== ==== 機能1★:推量 ====
-**話し手が他の人から聞いたり、本で読んだりした情報(客観的な根拠)に自分の判断  を加えて伝える(「そうだ」【伝聞】と「ようだ」の中間)。**+**話し手が他の人から聞いたり、本で読んだりした情報(客観的な根拠)に自分の判断を加えて伝える(「そうだ」【伝聞】と「ようだ」の中間)。**
 === 機能1用例: === === 機能1用例: ===
 例1.きのう、北海道で地震があったらしい。\\ 例1.きのう、北海道で地震があったらしい。\\
行 39: 行 39:
 === 機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === === 機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
 **そうだ【伝聞】**:話し手が他の人から聞いたり、本で読んだりした情報(客観的な根拠)を伝えるのに使う。話すときに使う。\\ **そうだ【伝聞】**:話し手が他の人から聞いたり、本で読んだりした情報(客観的な根拠)を伝えるのに使う。話すときに使う。\\
-**らしい**:**【伝聞】「そうだ」**と**「ようだ」**の中間\\ +**らしい**:**「そうだ」(伝聞)**と**「ようだ」**の中間。 **「そうだ」(伝聞)**より**「伝聞」**のニュアンスが弱い。\\ 
-    話し手が他の人から聞いたり、本で読んだりした情報(客観的な根拠)に自分の判断を加えて伝えるのに使う。\\ +     話し手が他の人から聞いたり、本で読んだりした情報(客観的な根拠)に自分の判断を加えて情報を伝えるのに使う。\\ 
-    **【伝聞】そうだ**より「伝聞」のニュアンスが弱い。\\ +     ※無責任なニュアンスを帯びやすいので、責任を持って、判断を述べなければならない場合には不適切である。\\ 
-    ※無責任なニュアンスを帯びやすいので、責任を持って、判断を述べなければならない場合には不適切である。(『初級を教えるための日本語文法ハンドブック』p.132)\\ +      例)【医者が患者に】#かぜらしいです。薬を飲んでください。\\ 
-例)【医者が患者に】♯胃が弱っているらしいです。薬を飲んでください。\\ +      例)【医者が患者に】 かぜのようです。薬を飲んでください。\\ 
-例)【医者が患者に】 胃が弱っているようです。薬を飲んでください。\\+    ②(Nらしい)そのものの典型的な性質をもっている【比況】cf.機能2\\
 **ようだ**:①根拠に基づく話し手の判断・推量を表すのに使う。【判断/推量】\\ **ようだ**:①根拠に基づく話し手の判断・推量を表すのに使う。【判断/推量】\\
-    ②他のものに例えるときに使う。【比況】\\ +    ②(Nのようだ)他のものに例えるときに使う。【比況】\\ 
-**そうだ【様態】**:話し手が兆候や外観から人・ものの様子やできごとが起こる可能性について判断する・予想するのに使う。 \\+     例)あの子は人形のようだ。\\ 
 +**そうだ【様態】**:話し手が兆候や外観から人・ものの様子やできごとが起こる可能性について判断する・予想するのに使う。→例14、例16-18\\ 
 +        ②できごとがこれから(すぐ/今にも)起こる可能性【直前】→例15\\ 
 +==== 機能2★:【Nらしい】比況(そのものの典型的な性質をもっている) ==== 
 +例19.子どもらしい子ども。\\ 
 +例20.今年の冬は暖かくて、冬らしくない。\\ 
 +\\ 
 +                  **まとめ**
 ^ ^  前接  ^^  後続  ^  意味  ^^^^ ^ ^  前接  ^^  後続  ^  意味  ^^^^
 ^:::^V/A/N^  過去形  ^N/V^伝聞^根拠からの\\ 判断/推量^兆候(外観)\\ からの\\ 判断/推量^比況^ ^:::^V/A/N^  過去形  ^N/V^伝聞^根拠からの\\ 判断/推量^兆候(外観)\\ からの\\ 判断/推量^比況^
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 きょうは、**雨が降るようだ**。←話し手の判断・推量【判断/推量】\\ きょうは、**雨が降るようだ**。←話し手の判断・推量【判断/推量】\\
 きょうは、**雨が降りそうだ**。←徴候の存在のもとで(見たままの様態から)の話し手の判断・予想【判断/予想】 きょうは、**雨が降りそうだ**。←徴候の存在のもとで(見たままの様態から)の話し手の判断・予想【判断/予想】
-=== 機能2★:【Nらしい】比況(そのものの典型的な性質をもっている) === +
-例19.子どもらしい子ども。\\ +
-例20.今年の冬は暖かくて、冬らしくない。+
 ===== コラム ===== ===== コラム =====
 ➣情報源を明確にするときに、「~によると」、「~の話しでは」を使う。\\ ➣情報源を明確にするときに、「~によると」、「~の話しでは」を使う。\\
-\\ 
-➣過去形(そうだった)・否定形(そうではない)・疑問形(そうですか)はない。 
  
117らしい.1706603176.txt.gz · 最終更新: 2024/01/30 17:26 by kaken

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