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--- 14かもしれない [2024/02/15 14:06] – [機能1★：推量(「あることが起きる可能性がある」という話し手の推量)] kaken
+++ 14かもしれない [2024/03/01 16:09] (現在) – kaken
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 .旧JLPT該当級：3\\
 .品詞：助動詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
-.前接：N、V／A普通形(※A<del>な</del>) \\
+.前接：N（名詞）、V（動詞）／A（形容詞）普通形(※A<del>な</del>)[[文体|⑩[文体]]]\\
-.意味：推量(「あることが起きる可能性がある」という話し手の推量)
+.意味：推量（「あることが起きる可能性がある」という話し手の推量）
 ===== 使い分けが必要な文法・文型 =====
  ・と思う[[68と思う|68[と思う]]]\\
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 例5．田中さんは家にいると思う。【話し手の主観的な考え】\\
 \\
-**だろう：**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。 \\
+**だろう：**話し手の推量（話し手があることを根拠として予想していること）を言うときに使う。**話し手の予想****が**
-例6．【根拠】家の前に田中さんの車がある。【話し手の推量】田中さんは家にいるだろう。 \\
+**正しいと話し手が思ってい****る**ときに使う。「あることが起きる予想」が正しい場合と正しくない場合には使えない。→例7 \\
-※話し手の予想が 正しくないと話し手が思っているときには使えない。 \\
+普通体の書きことばと、主に男性がていねいではない話しことばで使う。\\
-例7．#田中さんは家にいるだろうし、いないだろう。\\
+例6． 家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいるだろう【話し手の推量】。 \\
+例7．#雨が降るだろうし、降らないだろう。\\
 \\
-**でしょう：**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。話し手の予想 が正しいと話し手が思っているときに使う。「だろう」よりていねいな形。\\
+**でしょう：**話し手の推量（話し手があることを根拠として予想していること）を言うときに使う。**話し手の予想 が正しいと話し手が思っ****ている**ときに使う。「あることが起きる予想」が正しい場合と正しくない場合には使えない。→例9\\
-例8．あの人は外国人でしょう。 \\
+「だろう」よりていねいな話しことば。\\
+例8． 家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいるでしょう【話し手の推量】。 \\
+例9．#雨が降るでしょうし、降らないでしょう。\\
 \\
-**かもしれない：**「あることが起きる可能性がある」という話し手の推量を表す。「あることが起きる可能性」は 「だろう／でしょう」より低い。また、「あることが起きる可能性」が正しい場合も、正しくない場合も使える。 \\
+**かもしれない：**「あることが起きる可能性がある」という話し手の推量を表す。「あることが起きる可能性」は 「だろう／でしょう」より低い。また、「あることが起きる可能性」が正しい場合も、正しくない場合も使える。→例11 \\
-例9．田中さんは家にいるかもしれない。【あることの可能性についての話し手の推量】 \\
+例10．田中さんは家にいるかもしれない【あることの可能性についての話し手の推量】。 \\
-例10．田中さんは家にいるかもしれないし、いないかもしれない。
+例11．雨が降るかもしれないし、降らないかもしれない。\\
-===== コラム =====
+\\
-==== 確認問題 ====
+===== 確認問題 =====
 きのう、山田さんの家でパーティーが{a.ありました b.あった}かもしれない。\\
 山田さんのパーティーは{a.にぎやかでした b.にぎやかだった}かもしれない。 \\
 空港は、電車のほうが{a.べんり b.べんりだ}かもしれない。
-==== 確認問題の説明 ====
+===== 確認問題の説明 =====
 cf. 基本情報\\
 cf. 基本情報 \\
 cf. 基本情報