日本語参照文法

初級日本語文法の総まとめ

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行 3: 行 3:
 1.旧JLPT該当級:4\\ 1.旧JLPT該当級:4\\
 2.品詞: 文型[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 2.品詞: 文型[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
-3.前接:N**の** 、V**た**形[[⑥動詞活用|[動詞活用] ]]\\+3.前接:N(名詞)**の** 、V(動詞)**た**形[[⑥動詞活用|[動詞活用] ]]\\
 4.意味: 時間の前後関係、動作の順\\ 4.意味: 時間の前後関係、動作の順\\
 ===== 使い分けが必要な文法・文型 =====  ===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== 
行 12: 行 12:
 ・たら[[41たら|41[たら]]] ・たら[[41たら|41[たら]]]
 ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 =====
-・**主節/従属節**[[⑬文のタイプ|[文のタイプ]]]\\+・**主節/従属節**[[⑬文のタイプ|[文のタイプ]]]\\
  主節のできごと=Q\\  主節のできごと=Q\\
  従属節のできごと=P\\  従属節のできごと=P\\
行 23: 行 23:
 ==== 用法1:N(P)のあとで~V(Q) ==== ==== 用法1:N(P)のあとで~V(Q) ====
 === 機能1用法1用例: === === 機能1用法1用例: ===
-例1. 食事のあと、薬を飲んでください。\\ +例1. 食事のあとで、薬を飲んでください。\\ 
-例2. 授業のあと、さんぽをした。\\+例2. 授業のあとで、さんぽをした。\\
 === 機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型: === === 機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型: ===
 ・Nのまえに\\ ・Nのまえに\\
行 36: 行 36:
 === 機能1用法2用例: === === 機能1用法2用例: ===
 例5.食事をしたあと(で)、ずっとテレビを見ている。\\ 例5.食事をしたあと(で)、ずっとテレビを見ている。\\
-例6.授業が終わったあと、映画を見に行く。\\+例6.授業が終わったあとで、映画を見に行く。\\
 === 機能1用法2と使い分けが必要な文法・文型: === === 機能1用法2と使い分けが必要な文法・文型: ===
 ・Vるまえに\\ ・Vるまえに\\
行 58: 行 58:
 V1て(P)から~V2(Q)   V1(P)→V2(Q)(PとQの継続)\\ V1て(P)から~V2(Q)   V1(P)→V2(Q)(PとQの継続)\\
 V1て(P)~V2(Q)     V1(P)→V2(Q)(PとQの順)\\ V1て(P)~V2(Q)     V1(P)→V2(Q)(PとQの順)\\
-V1たとき)~V2()        V1(P)→V2(Q)(Pの時点のあとQ)\\ +V1た(Pとき~V2(Q)         V1(P)→V2(Q)(Pの時点のあとQ)\\ 
-V1たら(P)~V2(Q)         V1(P)→V2(Q)(PとQの前後関係)、V1(P)が成立するとV2(Q)も成立する\\+V1たら(P)~V2(Q)      V1(P)→V2(Q)(PとQの前後関係)、V1(P)が成立するとV2(Q)も成立する\\
 \\ \\
 **※「<color #ed1c24>V1た(P)あとで~V2(Q)</color>」と「<color #ed1c24>V1て(P)から~V2(Q)</color>」**\\ **※「<color #ed1c24>V1た(P)あとで~V2(Q)</color>」と「<color #ed1c24>V1て(P)から~V2(Q)</color>」**\\
行 89: 行 89:
 「**V1たあとでV2**」:V1とV2の時間的前後関係\\ 「**V1たあとでV2**」:V1とV2の時間的前後関係\\
 「**V1たらV2**」:V1とV2の時間的前後関係+条件\\ 「**V1たらV2**」:V1とV2の時間的前後関係+条件\\
-例)ごはんを食べたあとで、「ごちそうさまです」と言います。→ごはんを食べる。そのあと、「ごちそうさます」という。\\ +例)ごはんを食べたあとで、「ごちそうさまです」と言います。→V1のあとでV2\\ 
-例)ごはんを食べたら、「ごちそうさまです」と言います。→ごはんを食べることが「ごちそうさまです」をいうための条件だ。\\+例)ごはんを食べたら、「ごちそうさまです」と言います。→V1のあでV2、V1V2の条件\\
  
 **※「****<color #ed1c24>Vたあとで</color>****」****と****「****<color #ed1c24>Vたとき</color>****」**の大きな違いはない。\\ **※「****<color #ed1c24>Vたあとで</color>****」****と****「****<color #ed1c24>Vたとき</color>****」**の大きな違いはない。\\
行 101: 行 101:
  
 ===== コラム ===== ===== コラム =====
-➣「あとで」の「で」を省する場合がある。「あとで」に「で」をつけない場合は、「続」意味が強くなる。\\ +➣「あとで」の「で」を省する場合がある。「あとで」に「で」をつけない場合は、「PとQが連するという意味が強くなる。\\ 
-例) まつりのあと、ゴミぱいだった。\\ +例) 友だちとけんかしたあと、友だちっと口をいてくれない。\\
-  (友松悦子、宮本淳、和栗雅子『どんなときどう使う日本語表現文型辞典 新装版』(2010)、p.26)\\+
 \\ \\
-➣「まえに」の「に」をふつう省略しない。\\ +➣「V1て(P)から」ではQには**状態**を表す文は使えないが、「V1た(P)あと」ではQには**状態**を表す文は使える。 \\
-\\ +
-➣「V1て(P)から」ではQには**状態**を表す文は使えないが、「V1た(P)あとで」ではQには**状態**を表す文は使える。 \\+
 例)#パーティーが終わってから、部屋はごみで**いっぱいになっていた**。\\ 例)#パーティーが終わってから、部屋はごみで**いっぱいになっていた**。\\
-例) パーティーが終わったあと、部屋はごみで**いっぱいになっていた**。\\+例) パーティーが終わったあと、部屋はごみで**いっぱいになっていた**。\\
 \\ \\
 ➣「いつするのか」という**時を表す**とき、「V1て(P)から」は使えるが、「V1た(P)あとで」は使えないことがある。\\ ➣「いつするのか」という**時を表す**とき、「V1て(P)から」は使えるが、「V1た(P)あとで」は使えないことがある。\\
行 118: 行 115:
 \\ \\
 ➣「V1たあとで~V2」のV2(Q)に、**命令形**や**意志形**は使いにくいが、「V1てから~V2」のV2に、**命令形**や**意志形**は使える。\\ ➣「V1たあとで~V2」のV2(Q)に、**命令形**や**意志形**は使いにくいが、「V1てから~V2」のV2に、**命令形**や**意志形**は使える。\\
-例)#金をためたあと、旅行に**行こうと思っています**。\\ +例)#金をためたあとで、旅行に**行こうと思っています**。\\
-   (松岡弘、『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』(2000)、p.203)\\+
 例) 金をためてから、旅行に**行こうと思っています**。\\ 例) 金をためてから、旅行に**行こうと思っています**。\\
-   (松岡弘、『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』(2000)、p.203)\\ 
 \\ \\
               **まとめ(「あとで」(/とき)「まえに」「Vてから」「Vて」)**                   **まとめ(「あとで」(/とき)「まえに」「Vてから」「Vて」)**    
2あとで.1707968658.txt.gz · 最終更新: 2024/02/15 12:44 by kaken

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