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初級日本語文法の総まとめ

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28v_さ_せられる

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28v_さ_せられる [2024/02/26 16:37] – 削除 - 外部編集 (Unknown date) 127.0.0.128v_さ_せられる [2024/02/29 12:24] (現在) – [文型を使う上で理解が必要な情報] kaken
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 +====== 28[V(さ)せられる] (※Vさ(せら)れる)====== 
 +===== 基本情報 ===== 
 +旧JLPT該当級:3\\ 
 +品詞: 助動詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 
 +前接: V(動詞)否定形[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用] ]]\\ 
 +意味:強制されて行う行為 
 +===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== 
 +・V(ら)れる[[118V(ら)れる|118[V(ら)れる]]]\\ 
 +・V(さ)せる[[29v_さ_せる|29[V(さ)せる]]] 
 +===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== 
 +**・動詞のグループ(辞書形)**\\ 
 +動詞グループ1\\ 
 + ・か**<color #ed1c24>う</color>**、ま**<color #ed1c24>つ</color>**、と**<color #ed1c24>る</color>**   など\\ 
 + ・よ**<color #ed1c24>む</color>**、よ**<color #ed1c24>ぶ</color>**、し**<color #ed1c24>ぬ</color>**   など\\ 
 + ・か**<color #ed1c24>く</color>**、およ**<color #ed1c24>ぐ</color>**     など\\ 
 + ・はな**<color #ed1c24>す</color>**        など\\ 
 +動詞グループ2\\ 
 + ・たべ**<color #ed1c24>る</color>**、ね**<color #ed1c24>る</color>**     など\\ 
 + ・み**<color #ed1c24>る</color>**、おき**<color #ed1c24>る</color>**     など\\ 
 +動詞グループ3\\ 
 + ・する\\ 
 + ・くる\\ 
 +\\ 
 +                          **動詞:(さ)せられる形**[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用] ]]\\ 
 +^形^  グループ1  ^^^^  グループ2  ^^  グループ3  ^^ 
 +^辞書形|とる|よむ|かく|はなす|たべる|みる|する|くる| 
 +^(さ)せられる/\\ ※ <color #ed1c24>される</color> |とら**せられる**/\\ ※とら**<color #ed1c24>される</color>**|よま**せられる**/\\ ※よま**<color #ed1c24>される</color>**|かか**せられる**/\\ ※かか**<color #ed1c24>される</color>**|はなさ**せれらる**|たべ**させられる**|み**させられる**|**させられる**|**こさせられる**| 
 +※現在、グループ1の動詞(**<color #ed1c24>す</color>**で終わる動詞以外)に短縮形(**<color #ed1c24>される</color>**)が使われることが一般的になっている。\\ 
 +\\ 
 +**・有情物/無情物**\\ 
 + 有情物=人、動物\\ 
 + 無情物=もの、こと\\ 
 +\\ 
 +・**動詞のタイプ**:自動詞/他動詞[[⑧動詞のタイプ|⑧[動詞のタイプ]]] 
 +===== 機能 ===== 
 +==== 機能1★: 使役の受け身(強制されて行う行為) ====  
 +**〈他動詞〉N1は(/が)N2にN3をV(さ)せられる**\\ 
 +**〈自動詞〉N1は(/が)N2にV(さ)せられる** 
 +=== 機能1用例: === 
 +例1.子どもは母親に部屋を片付けさせられる。\\ 
 +例2.子どもは母親にピーマンを食べさせられた。\\ 
 +例3.どもたちは先生に走らせられた/走らされた。\\ 
 +例4.子どもは父親に早く寝かせられた/寝かされた。 
 +=== 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === 
 +・V(ら)れる\\ 
 +・V(さ)せる                                                  
 +=== 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === 
 +**V(ら)れる(受け身):N2がする、N1が迷惑/恩恵を受ける**\\ 
 +例)私(N1)は母(N2)にメールを読まれた。→母がメールを読んだ。私は母がメールを読んだことで迷惑を受けた。\\ 
 +例)よう子ちゃん(N1)は、小さいころ、みんな(N2)にかわいがられていた。→みんながよう子ちゃんをかわいがる。よう子ちゃんはみんながかわいがることの恩恵を受けた。\\ 
 +**V(さ)せる(使役):N1が働きかける、N2がする**\\ 
 +例)お母さん(N1)が子ども(N2)に本を読ませる。→お母さんが働きかける。子どもが読む。\\ 
 +**V(さ)せられ る/Vさ(せら)れる(使役の受け身):N1がする、N2が働きかける**\\ 
 +例)私(N1)は母(N2)に本を読ませられる/読まされる。→私は読む。母が働きかける。 
 +===== コラム ===== 
 +➣N1、N2=有情物\\ 
 +\\ 
 +➣「**~さんが私にV(さ)せる**」は適切ではない。代わりに、「**私は~さんにVさせられる**」という形を使う。\\ 
 +\\ 
 +➣「**V(さ)せられる**/**Vさ(せら)れる**」と「**Vさせてもらう/いただく**」\\ 
 +「V(さ)せられる」→いやなときに使う\\ 
 +「Vさせてもらう/いただく」→恩恵を受けたときに使う\\ 
 +例)座らせられる→座りたくないが、他人に強制されて座る\\ 
 +例)座らせてもらう→他人の恩恵を受けて座る

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