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28v_さ_せられる

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28v_さ_せられる [2025/05/01 12:43] – [機能1★: 使役の受け身(強制されて行う行為)] kaken28v_さ_せられる [2025/05/01 17:43] (現在) – [機能1★: 使役の受け身(強制されて行う行為)] kaken
行 1: 行 1:
-====== 28[V(さ)せられる] ======+====== 28[V(さ)せられる](使役の受け身) ======
 ===== 基本情報 ===== ===== 基本情報 =====
 旧JLPT該当級:3\\ 旧JLPT該当級:3\\
行 6: 行 6:
 意味:強制されて行う行為 意味:強制されて行う行為
 ===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== ===== 使い分けが必要な文法・文型 =====
-・V(ら)れる[[118V(ら)れる|118[V(ら)れる]]]\\ +・V(ら)れる[[118V(ら)れる|118[V(ら)れる]]](受け身)\\ 
-・V(さ)せる[[29v_さ_せる|29[V(さ)せる]]]+・V(さ)せる[[29v_さ_せる|29[V(さ)せる]]](使役)
 ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 =====
 **・動詞のグループ(辞書形)**\\ **・動詞のグループ(辞書形)**\\
行 43: 行 43:
 例4.子どもは母親に買いものに**行かせられた/<color #ed1c24>行かされた</color>**→②。 例4.子どもは母親に買いものに**行かせられた/<color #ed1c24>行かされた</color>**→②。
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: ===
-・V(ら)れる\\ +・V(ら)れる(受け身)\\ 
-・V(さ)せる                                                 +・V(さ)せる(使役)                                                 
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
 **V(ら)れる(受け身):N2がする、N1が迷惑/恩恵を受ける**\\ **V(ら)れる(受け身):N2がする、N1が迷惑/恩恵を受ける**\\
行 52: 行 52:
 例)お母さん(N1)が子ども(N2)に本を読ませる。→お母さんが働きかける。子どもが読む。\\ 例)お母さん(N1)が子ども(N2)に本を読ませる。→お母さんが働きかける。子どもが読む。\\
 **V(さ)せられ る(使役の受け身):N1がする、N2が働きかける**\\ **V(さ)せられ る(使役の受け身):N1がする、N2が働きかける**\\
-例)私(N1)は母(N2)に本を読ませられる/読まされる。→私読む。母が働きかける。+例)私(N1)は母(N2)に本を読ませられる/読まされる。→私読む。母が働きかける。
 ===== コラム ===== ===== コラム =====
 ➣N1、N2=有情物\\ ➣N1、N2=有情物\\
行 58: 行 58:
 ➣「**~さんが私にV(さ)せる**」は適切ではない。代わりに、「**私は~さんにVさせられる**」という形を使う。\\ ➣「**~さんが私にV(さ)せる**」は適切ではない。代わりに、「**私は~さんにVさせられる**」という形を使う。\\
 \\ \\
-➣「**V(さ)せられる**/**Vさ(せら)れる**」と「**Vさせてもらう/いただく**」\\+➣「**V(さ)せられる**」と「**Vさせてもらう/いただく**」\\
 「V(さ)せられる」→いやなときに使う\\ 「V(さ)せられる」→いやなときに使う\\
 「Vさせてもらう/いただく」→恩恵を受けたときに使う\\ 「Vさせてもらう/いただく」→恩恵を受けたときに使う\\
-例)座らせられる→座りたくないが、他人に強制されて座る\\+例)座らせられる/座らされる→座りたくないが、他人に強制されて座る\\
 例)座らせてもらう→他人の恩恵を受けて座る 例)座らせてもらう→他人の恩恵を受けて座る
28v_さ_せられる.1746071000.txt.gz · 最終更新: 2025/05/01 12:43 by kaken

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