29v_さ_せる
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29v_さ_せる [2024/02/16 13:56] – [用法1:強制 【N1は(/が)N2に(/N2を)Vの行為をするように強制する】] kaken | 29v_さ_せる [2024/02/28 14:58] (現在) – [用法3:誘発(感情の原因)] kaken | ||
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行 3: | 行 3: | ||
旧JLPT該当級:3\\ | 旧JLPT該当級:3\\ | ||
品詞: 助動詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ | 品詞: 助動詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ | ||
- | 前接: V否定形[[⑥動詞活用|[動詞活用] ]]\\ | + | 前接: V(動詞)否定形[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用] ]]\\ |
意味:1 強制\\ | 意味:1 強制\\ | ||
2 許可 | 2 許可 | ||
===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== | ===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== | ||
・V(ら)れる[[118V(ら)れる|118[V(ら)れる]]]\\ | ・V(ら)れる[[118V(ら)れる|118[V(ら)れる]]]\\ | ||
- | ・V(さ)せられる[[28v_さ_せられる|28[V(さ)せられる]]] | + | ・V(さ)せられる(※Vさ(せら)れる)[[28v_さ_せられる|28[V(さ)せられる]]] |
===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== | ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== | ||
・**動詞のグループ****(辞書形)**\\ | ・**動詞のグループ****(辞書形)**\\ | ||
行 22: | 行 22: | ||
・する\\ | ・する\\ | ||
・くる\\ | ・くる\\ | ||
- | **動詞:(さ)せる形**[[⑥動詞活用|[動詞活用] ]] | + | **動詞:(さ)せる形**[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用] ]] |
^** 形 **^ | ^** 形 **^ | ||
^**辞書形**|とる|よむ|かく|はなす|たべる|みる|する|くる| | ^**辞書形**|とる|よむ|かく|はなす|たべる|みる|する|くる| | ||
行 31: | 行 31: | ||
無情物=もの、こと\\ | 無情物=もの、こと\\ | ||
\\ | \\ | ||
- | ・**動詞のタイプ**:自動詞/他動詞 [[⑧動詞のタイプ|[動詞のタイプ]]] | + | ・**動詞のタイプ**:自動詞/他動詞[[⑧動詞のタイプ|⑧[動詞のタイプ]]] |
===== 機能 ===== | ===== 機能 ===== | ||
==== 機能1★: 使役 ==== | ==== 機能1★: 使役 ==== | ||
行 37: | 行 37: | ||
==== 用法1:強制 【N1は(/が)N2に(/N2を)Vの行為をするように強制する】 ==== | ==== 用法1:強制 【N1は(/が)N2に(/N2を)Vの行為をするように強制する】 ==== | ||
**〈他動詞〉N1は(/が)N2にN3をV(さ)せる**\\ | **〈他動詞〉N1は(/が)N2にN3をV(さ)せる**\\ | ||
- | **〈自動詞〉N1は(/が)N2に/N2をV(さ)せる** | + | **〈自動詞〉N1は(/が)N2を/N2にV(さ)せる** |
=== 機能1用法1用例: === | === 機能1用法1用例: === | ||
例1.母親は子ども**に**部屋**を**片付けさせる。\\ | 例1.母親は子ども**に**部屋**を**片付けさせる。\\ | ||
行 43: | 行 43: | ||
例3.先生は子どもたち**を**/**に**走らせた。\\ | 例3.先生は子どもたち**を**/**に**走らせた。\\ | ||
例4.父親は子ども**を**早く寝かせた。 | 例4.父親は子ども**を**早く寝かせた。 | ||
- | ==== 用法2:許可 【N1は(/が)N2にVの行為をすることを許可する】 ==== | + | ==== 用法2:許可 【N1は(/が)N2に(/N2を)Vの行為をすることを許可する】 ==== |
**〈他動詞〉N1は(/が)N2にN3をV(さ)せる**\\ | **〈他動詞〉N1は(/が)N2にN3をV(さ)せる**\\ | ||
- | **〈自動詞〉N1は(/が)N2に/をV(さ)せる** | + | **〈自動詞〉N1は(/が)N2に/N2をV(さ)せる** |
=== 機能1用法2用例: === | === 機能1用法2用例: === | ||
- | 例5.父親は子どもに9時までゲームをさせた。\\ | + | 例5.父親は子ども**に**9時までゲーム**を**やらせた。\\ |
- | 例6.親が子どもに/を留学に行かせた。\\ | + | 例6.親が子ども**に**/**を**留学に行かせた。\\ |
- | 例7.部屋を開けて、待っていた人を中に入らせた。 | + | 例7.部屋を開けて、待っていた人**を**中に入らせた。 |
==== 用法3:誘発(感情の原因) ==== | ==== 用法3:誘発(感情の原因) ==== | ||
**〈自動詞〉N1はN2をV(感情動詞)(さ)せる**\\ | **〈自動詞〉N1はN2をV(感情動詞)(さ)せる**\\ | ||
行 63: | 行 63: | ||
例)私(N1)は母(N2)にメールを読まれた。→母がメールを読んだ。私は母がメールを読んだことで迷惑を受けた。\\ | 例)私(N1)は母(N2)にメールを読まれた。→母がメールを読んだ。私は母がメールを読んだことで迷惑を受けた。\\ | ||
例)よう子ちゃん(N1)は、小さいころ、みんな(N2)にかわいがられていた。→みんながよう子ちゃんをかわいがる。よう子ちゃんはみんながかわいがることの恩恵を受けた。\\ | 例)よう子ちゃん(N1)は、小さいころ、みんな(N2)にかわいがられていた。→みんながよう子ちゃんをかわいがる。よう子ちゃんはみんながかわいがることの恩恵を受けた。\\ | ||
- | **V(さ)せられ る(使役の受け身):N1がする、N2が働きかける**\\ | + | **V(さ)せられ る/Vさ(せら)れる(使役の受け身):N1がする、N2が働きかける**\\ |
- | 例)私(N1)は母(N2)に本を読ませられる。→私は読む。母が働きかける。\\ | + | 例)私(N1)は母(N2)に本を読ませられる/読まされる。→私は読む。母が働きかける。\\ |
**V(さ)せる(使役):N1が働きかける、N2がする**\\ | **V(さ)せる(使役):N1が働きかける、N2がする**\\ | ||
例)お母さん(N1)が子ども(N2)に本を読ませる。→お母さんが働きかける。子どもが読む。 | 例)お母さん(N1)が子ども(N2)に本を読ませる。→お母さんが働きかける。子どもが読む。 | ||
行 88: | 行 88: | ||
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➣「**短縮形**」\\ | ➣「**短縮形**」\\ | ||
- | 話ことばでは、「**せる**」の代わりに短縮形の「**す**」(「書か**せる**」>「書か**す**」、「食べさ**せる**」>「食べさ**す**」など)を使うことがあるが、標準語ではない。 | + | 話ことばでは、「**せる**」の代わりに短縮形の「**す**」(「書か**せる**」>「書か**す**」、「食べ**さ****せる**」>「食べ**さ****す**」など)を使うことがあるが、標準語ではない。 |
====== 確認問題 ====== | ====== 確認問題 ====== |
29v_さ_せる.1708059403.txt.gz · 最終更新: 2024/02/16 13:56 by kaken