日本語参照文法

初級日本語文法の総まとめ

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49vてある

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49vてある [2024/02/29 14:43] – [確認問題] kaken49vてある [2026/03/15 16:10] (現在) – [機能1★:できごとの結果の状態が続いている] kaken
行 17: 行 17:
 ===== 機能 ===== ===== 機能 =====
 ==== 機能1★:できごとの結果の状態が続いている ==== ==== 機能1★:できごとの結果の状態が続いている ====
- 動きがある動詞①-1の動詞を使う\\+※動詞のタイプ: 動きがある動詞①-1の動詞を使う\\
 === 機能1用例: === === 機能1用例: ===
-例1.教室の電気がつけてある。\\ +例1.教室の電気が**つけてある**。\\ 
-例2.ここに住所が書いてある。+例2.ここに住所が**書いてある**
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: ===
-・Vている(Vに動きがある動詞の動詞を使う)\\+・Vている(※動詞のタイプ:Vには1)動きがある動詞の②動きが短い動詞を使う)\\
 ・Vておく ・Vておく
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: ===
-例3.教室の電気がついている。\\ +例3.教室の電気が**ついている**。\\ 
-例4.田中さんはコートを着ている。\\ +例4.田中さんはコートを**着ている**。\\ 
-例5. 山田さんは結婚している。\\ +例5. 山田さんは**結婚している**。\\ 
-例6. 来週までにこの本を読んでおく。\\ +例6. 来週までにこの本を**読んでおく**。\\ 
-例7. お弁当を作っておいた。+例7. お弁当を**作っておいた**
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===  === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === 
 ・「**V****てある**」と「**V****ている**」\\ ・「**V****てある**」と「**V****ている**」\\
行 40: 行 40:
 例)来週までにこの本を読んでおく。\\ 例)来週までにこの本を読んでおく。\\
 **Vてある:**準備が出来ている状態\\ **Vてある:**準備が出来ている状態\\
-例)#来週までにこの本が読んである。\\ +☞**#**:非文(正しくない文)を指す[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 
-例) この本はもう読んである。+例)#来週までにこの本が読んである。×\\ 
 +例)   この本はもう読んである。\\ 
 + 
 +**<color #ff7f27>誤用例:</color>**[[文法書の使い方|【本ツールの使い方】]]\\ 
 +**1.その項目を使うべきでないところで使っている** \\ 
 + 例)応節食品はたとえば,みかんやバークワやおかしなどを<color #ff7f27>**<del>売ってある</del>**</color>(誤用)。【ママ、『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との\\ 
 +   対訳データベース』】→~を**<color #ff7f27>売っている</color>**。 \\ 
 + 例)私もこたつが<color #ff7f27>**<del>持ってあります</del>**</color>(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→私もこたつを<color #ff7f27>**持っている**</color>。 \\ 
 +   ※〈解説〉結果の継続ではなく、**動きの継続**なので、「**Vている**」を使う。 \\ 
 +\\ 
 +**2.その項目を使うべきところで使っていない(違う項目/違う構文を使っている)** \\ 
 + 例)かべの上に日本全国地図が<color #ff7f27>**はって<del>います</del>**</color>(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→地図が<color #ff7f27>**はってあります**</color>。 \\ 
 + 例)ドーア反対がわのかべに、とけいが<color #ff7f27>**かけて<del>います</del>**</color>(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→とけいが<color #ff7f27>**かけてあります**</color>。 \\ 
 + 例)下の本相は、日本の漫画が<color #ff7f27>**並べて<del>います</del>**</color>(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→漫画が<color #ff7f27>**並べてあります**</color>。 \\ 
 +   ※〈解説〉結果の継続の場合は「動きが短いV+いる」、「**動きがしばらく続くV+ある**」(cf. 動詞のタイプ)を使う。 \\ 
 +     「**はる**」、「**かける**」、「**並べる**」:**動きがしばらく続くV** \\ 
 +\\ 
 +**3.誤形成(形、活用、助詞などの間違い)** \\ 
 + 例)「たばこをすむのは体に有害である」と巻きたばこに<color #ff7f27><del>**かかれてある**</del></color>そうです(誤用)。【ママ、『日本語学習者による日本語作文とその母語訳\\ 
 +   との対訳データベース』】→巻きたばこに**<color #ff7f27>かいてある</color>**/**<color #ff7f27>かかれている</color>**。 \\ 
 +    ※〈解説〉「かかれる」(受け身)を使ったら、「いる」を使う。 \\ 
 +     「ある」を使うなら、「受け身」は使わない
 ===== コラム ===== ===== コラム =====
 ➣無意志的できごとに「Vている」を使う\\ ➣無意志的できごとに「Vている」を使う\\
行 51: 行 72:
 \\ \\
 ➣過去形 ⇒ 「Vてあった」 ➣過去形 ⇒ 「Vてあった」
-===== 確認問題 ===== +===== 確認問題 =====  
-きょう、お客さんが来るので、<color #ff7f27>掃除して{a.ある b.いる}。←この問題はどちらも文法的に正しい。違いを説明する問題なら成立する</color>\\  +1 テニスの試合は、もうはじまって{a.ある  b.いる}。\\ 
-テニスの試合は、もうはじまって{a.ある b.いる}。\\ +子:おべんとうは?\\ 
-子:おべんとうは?\\ + 母:もう作って{a. ある  b.いる}よ。かばんの中、見て。\\  
- 母:もう作って{a. ある b.いる}よ。かばんの中、見て。\\  +車は家の前に{a.止まって  b.止めて}ある。
-車は家の前に{a.止まって  b.止めて}ある。+
 ===== 確認問題の説明 ===== ===== 確認問題の説明 =====
-cf<color #ff7f27>. 動詞のタイプ(掃除する⇒1)①-1-1)これも3番のような2つの説明が必要。</color> \\  +1 cf. 動詞のタイプ(はじまる⇒1)②-2-2) \\  
-cf. 動詞のタイプ(はじまる⇒1)②-2-2) \\  +cf.動詞のタイプ(作る⇒1)①-1-1)   \\ 
-cf.動詞のタイプ(作る⇒1)①-1-1)   \\ +
  「作ってある」⇒結果状態が続いている  \\   「作ってある」⇒結果状態が続いている  \\ 
  「作っている」⇒動きが続いている \\   「作っている」⇒動きが続いている \\ 
-cf. 動詞のタイプ(止める⇒1)①-1-2)+cf. 動詞のタイプ(止める⇒1)①-1-2)
49vてある.1709185436.txt.gz · 最終更新: 2024/02/29 14:43 by kaken

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