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初級日本語文法の総まとめ

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51vている [2026/09/28 17:05] – [機能1★: できごとの進行(現在、動きが続いている)] kaken51vている [2026/09/28 17:56] (現在) – [機能4★★:経験・経歴] kaken
行 13: 行 13:
 ・3Vてある[[49vてある|49[Vてある]]]\\ ・3Vてある[[49vてある|49[Vてある]]]\\
 ・4Vた[[36vた|36[Vた]]]\\ ・4Vた[[36vた|36[Vた]]]\\
-・1、2、3Vていた+・1、2、3Vていた\\ 
 +・3てしまう[[57vてしまう|57[Vてしまう]]]
 ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 =====
                                  **動詞のタイプ**[[⑧動詞のタイプ|⑧[動詞のタイプ]]]                                  **動詞のタイプ**[[⑧動詞のタイプ|⑧[動詞のタイプ]]]
行 32: 行 33:
 ※動詞のタイプ:基本的に、1)動きがある動詞を使うが、2)動きがない動詞を使う場合もある ※動詞のタイプ:基本的に、1)動きがある動詞を使うが、2)動きがない動詞を使う場合もある
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
-**V ている**: V の動きがいま続いている \\ +**V ている**(**Vていた**): V の動きがいま続いている (V の動きがいま続いている)\\
-**V ていた**: V の動きが過去に続いていた \\+
 **V る**: V の動きをこれからする \\ **V る**: V の動きをこれからする \\
 **Vつづける(つづく)**:Vの動きが終わっていない\\ **Vつづける(つづく)**:Vの動きが終わっていない\\
行 41: 行 41:
 例4.田中さんは、来月、**結婚する**。\\ 例4.田中さんは、来月、**結婚する**。\\
 例5.山の中を5時間**歩きつづける**。\\ 例5.山の中を5時間**歩きつづける**。\\
-例6.今日一日、雨が**降りつづける(つづく)**だろう。+例6.今日一日、雨が**降りつづける(つづく)**だろう。\\ 
 + 
 +<color #ed1c24>==== **機能1★★: できごとの進行(未来、動きが続いている)**  ====</color> \\ 
 +※「Vている」は、<color #ed1c24>**未来のできごとの継続**</color>を表すこともできる。\\ 
 +→例)田中さんは**来年**、アメリカで**働いている**。\\ 
 ==== 機能2★:動き・結果のくりかえし【習慣】 (いつも、毎日・・・) ====  ==== 機能2★:動き・結果のくりかえし【習慣】 (いつも、毎日・・・) ==== 
 ※動詞のタイプ:1)動きがある動詞を使う  【※1)②-2-1の動詞 はあまり使わない】  ※動詞のタイプ:1)動きがある動詞を使う  【※1)②-2-1の動詞 はあまり使わない】 
行 63: 行 68:
 ・****Vてある****                \\                                                   ・****Vてある****                \\                                                  
 ※動詞のタイプ:1)動きがある動詞の動きがしばらく続く動詞①-1の動詞を使う\\ ※動詞のタイプ:1)動きがある動詞の動きがしばらく続く動詞①-1の動詞を使う\\
 +
 +・てしまう\\  
 === 機能3と使い分けが必要な文法・文型の違い: === === 機能3と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
 ^ ^  動作主(動きをする人)  ^  動き・変化  ^  結果  ^ ^ ^  動作主(動きをする人)  ^  動き・変化  ^  結果  ^
 |**Vている**|  ×  |  電気がついた  |  電気がついている  | |**Vている**|  ×  |  電気がついた  |  電気がついている  |
-|**Vてある**|  先生が  |  電気をつけた  |  電気がつけてある  |+|**Vてある**|  先生が  |  電気をつけた  |  電気がつけてある  |\\ 
 + 
 +・(動きが短い動詞)ている:結果の状態\\ 
 +・てしまう:残念なこと/結果\\
 === 機能3と使い分けが必要な文法・文型の用例: === === 機能3と使い分けが必要な文法・文型の用例: ===
 例14.教室の電気が**つけてある**。\\ 例14.教室の電気が**つけてある**。\\
 例15.ここに住所が**書いてある**。\\ 例15.ここに住所が**書いてある**。\\
 +例16. 人が**死んでしまった**。\\
 +
 +<color #ed1c24>==== **機能3★★: 未来におけるできごとの結果の状態(未来に結果が続いている)**  ====</color> \\
 +※「Vている」は、<color #ed1c24>**未来のできごとの結果の状態**</color>を表すこともできる。\\
 +→例)**来週**、荷物が**届いている**。\\
 ==== 機能4★★:経験・経歴 ==== ==== 機能4★★:経験・経歴 ====
 ※動詞のタイプ:1)動きがある動詞を使う\\ ※動詞のタイプ:1)動きがある動詞を使う\\
 === 機能4用例: === === 機能4用例: ===
-例16.この本はもう**読んでいる**。\\ +例17.この本はもう**読んでいる**。\\ 
-例17.この町には10年前に**来ている**。\\ +例18.この町には10年前に**来ている**。\\ 
-例18.この橋は5年前に**壊れている**。(白川監修、『日本語文法ハンドブック』(2001)、p.84)\\+例19.この橋は5年前に**壊れている**。(白川監修、『日本語文法ハンドブック』(2001)、p.84)\\
 === 機能4と使い分けが必要な文法・文型: === === 機能4と使い分けが必要な文法・文型: ===
 ・****Vた****\\                                                  ・****Vた****\\                                                 
 === 機能4と使い分けが必要な文法・文型の用例: === === 機能4と使い分けが必要な文法・文型の用例: ===
-例19.この本はもう**読んだ**。\\ +例20.この本はもう**読んだ**。\\ 
-例20.この町には10年前に**来た**。\\ +例22.この町には10年前に**来た**。\\ 
-例21.この橋は5年前に**壊れた**。\\+例22.この橋は5年前に**壊れた**。\\
 === 機能4と使い分けが必要な文法・文型の違い: === === 機能4と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
 **V ている**: V の動き(過去の動き)は発話時(現在)にかかわりがある \\ **V ている**: V の動き(過去の動き)は発話時(現在)にかかわりがある \\
行 107: 行 122:
         **「Vた」:一回** \\         **「Vた」:一回** \\
 \\ \\
- 例)そのことについて、一緒にアルバイトを<color #ff7f27>**<del>する</del>**</color>、もう五十才になる日本人のおばさんにきいてみます(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データ\\ 
-   ベース』】→一緒にアルバイトを**<color #ff7f27>している</color>**~。 \\ 
- 例)わたしはいま国際学友会日本語学校で日本語の勉強を<color #ff7f27><del>**します**</del></color>(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→いま~勉強**<color #ff7f27>しています</color>**。 \\ 
- 例)いまわたしはにほんのがっこうでにほんごを<color #ff7f27>**<del>ならいます</del>**</color>(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→いま~**<color #ff7f27>ならっています</color>**。 \\ 
-   ※〈解説〉**動きが__いま__続いている**ので、「**Vている**」を使う。「Vる」は「__これから__する」という意味である。 \\ 
-\\ 
- 例)私たちが毎日<color #ff7f27><del>**見た**</del></color>のテレビ、新聞、雑誌と毎日<color #ff7f27>**<del>通った</del>**</color>商店街、駅、デパードなどに確か広告というものが入り込んでいる(誤用)。【ママ、\\ 
-   『寺村誤用例集データベース』】→毎日**<color #ff7f27>見ている</color>**~毎日**<color #ff7f27>通っている</color>** \\ 
-   ※〈解説〉**動きが__いま__続いている**ので、「**Vている**」を使う。「Vた」は「動きが完了した(__過去__)」という意味である。\\ 
- 
 **2.その項目を使うべきところで使っていない(違う項目/違う構文を使っている)** \\ **2.その項目を使うべきところで使っていない(違う項目/違う構文を使っている)** \\
  例)応節食品はたとえば,みかんやバークワやおかしなどを<color #ff7f27>**<del>売ってある</del>**</color>(誤用)。【ママ、『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との\\  例)応節食品はたとえば,みかんやバークワやおかしなどを<color #ff7f27>**<del>売ってある</del>**</color>(誤用)。【ママ、『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との\\
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    ※〈解説〉「住む」**動きがしばらく続いている**ので、「**Vている**」を使う。 \\    ※〈解説〉「住む」**動きがしばらく続いている**ので、「**Vている**」を使う。 \\
 \\ \\
 + 例)現在、オンラインゲームはさまざまな理由から若者の間で人気と<color #ff7f27>**<del>なる</del>**</color>(誤用)。【学習者作例】→~人気と<color #ff7f27>**なっている**</color>\\
 +   ※〈解説〉「**現在の結果状態**」なので、「**Vている**」を使う。\\
 + 例)このようなオンラインゲームは、問題が多いことが<color #ff7f27>**<del>知られた</del>**</color>(誤用)【学習者の作例】→<color #ff7f27>**知られている**</color>\\
 +   ※〈解説〉「今の結果がこうである」ということなので、「**Vている**」を使う。\\
 +\\
 + 例)そのことについて、一緒にアルバイトを<color #ff7f27>**<del>する</del>**</color>、もう五十才になる日本人のおばさんにきいてみます(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データ\\
 +   ベース』】→一緒にアルバイトを**<color #ff7f27>している</color>**~。 \\
 + 例)わたしはいま国際学友会日本語学校で日本語の勉強を<color #ff7f27><del>**します**</del></color>(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→いま~勉強**<color #ff7f27>しています</color>**。 \\
 + 例)いまわたしはにほんのがっこうでにほんごを<color #ff7f27>**<del>ならいます</del>**</color>(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→いま~**<color #ff7f27>ならっています</color>**。 \\
 +   ※〈解説〉**動きが__いま__続いている**ので、「**Vている**」を使う。「Vる」は「__これから__する」という意味である。 \\
 +\\
 + 例)私たちが毎日<color #ff7f27><del>**見た**</del></color>のテレビ、新聞、雑誌と毎日<color #ff7f27>**<del>通った</del>**</color>商店街、駅、デパードなどに確か広告というものが入り込んでいる(誤用)。【ママ、\\
 +   『寺村誤用例集データベース』】→毎日**<color #ff7f27>見ている</color>**~毎日**<color #ff7f27>通っている</color>** \\
 + 例)私は今大学三年生になって、外国語はもう二十年間勉強<color #ff7f27>**<del>した</del>**</color>(誤用)。【『機能語用例文データベースはごろも』】→今、勉強<color #ff7f27>**している**</color>。\\
 +   ※〈解説〉**動きが__いま__続いている**ので、「**Vている**」を使う。「Vた」は「動きが完了した(__過去__)」という意味である。\\
 +
 + 例)インターネットが普及する以前は、ほかの人と通信しながらできるゲームが少なったため、ゲームは一人でプレー<color #ff7f27>**<del>されている</del>**</color>}が・・・(誤\\
 +   用)。【学習者の作例】→~<color #ff7f27>**されていた**</color>\\
 +   ※〈解説〉**まえのできごと**なので、「**Vていた**」を使う\\
 +
 +  例)【倒れた木を見て】木は倒れ**<color #ff7f27><del>てしまった</del></color>**(誤用)。【絵描写による学習者の作例】→木がたおれ<color #ff7f27>**ている**</color>。\\
 +   ※〈解説〉cf.機能3「機能3と使い分けが必要な文法・文型の違い」
 +
 **3.誤形成(形、活用、助詞などの間違い)** \\ **3.誤形成(形、活用、助詞などの間違い)** \\
  例)アンパウは少さくて赤い色の封筒で、中にはお金<color #ff7f27>**<del>を入れています</del>**</color>(誤用)。【ママ、『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳\\  例)アンパウは少さくて赤い色の封筒で、中にはお金<color #ff7f27>**<del>を入れています</del>**</color>(誤用)。【ママ、『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳\\
51vている.1790582743.txt.gz · 最終更新: 2026/09/28 17:05 by kaken

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