88は
差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン前のリビジョン次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
88は [2024/01/28 17:36] – [文型を使う上で理解が必要な情報] kaken | 88は [2024/03/02 17:21] (現在) – [コラム] kaken | ||
---|---|---|---|
行 2: | 行 2: | ||
===== 基本情報 ===== | ===== 基本情報 ===== | ||
1.旧JLPT該当級:4\\ | 1.旧JLPT該当級:4\\ | ||
- | 2.品詞: 助詞\\ | + | 2.品詞: 助詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ |
- | 3.前接: 名詞N\\ | + | 3.前接: |
4.意味: 1主題・主語(主格)\\ | 4.意味: 1主題・主語(主格)\\ | ||
2対比\\ | 2対比\\ | ||
行 18: | 行 18: | ||
主題・主語=古い情報**[は]**述語=新しい情報\\ | 主題・主語=古い情報**[は]**述語=新しい情報\\ | ||
\\ | \\ | ||
- | ※主語はいつも主題である(例1、例2)。しかし、主題は主語でなくてもよい | + | ※主語はいつも主題である(例1、例2)。しかし、主題は主語でなくてもよい |
==== 機能1用例: ==== | ==== 機能1用例: ==== | ||
例1.田中さんは先生だ。 | 例1.田中さんは先生だ。 | ||
行 34: | 行 34: | ||
例8.朝、よくパンを食べます。\\ | 例8.朝、よくパンを食べます。\\ | ||
==== 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: ==== | ==== 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: ==== | ||
- | **助詞[は]:主語・主題=古い情報/述語=新しい情報(述語にQW) **\\ | + | **<color #ed1c24>助詞[は]</ |
\\ | \\ | ||
- | __田中さん__は__先生__だ。 ← 田中さんは**何**?\\ | + | __田中さん__は__**先生**__だ。 ← 田中さんは**何**?\\ |
- | 古い情報 新しい情報\\ | + | 主語 |
+ | 古い情報 **新しい情報**\\ | ||
\\ | \\ | ||
- | __子ども__は__にわで遊んでいる__。← 子どもは**何**をしている?/子どもは**どこ**で遊んでいる?\\ | + | __子ども__は__**にわで遊んでいる**__。← 子どもは**何****をしている**?/子どもは**どこ**で遊んでいる?\\ |
- | 古い情報 新しい情報\\ | + | 主語 |
+ | 古い情報 **新しい情報**\\ | ||
- | **助詞[が]:主語=新しい情報(主語にQW)/述語=古い情報**\\ | + | **<color #ed1c24>助詞[が]</ |
- | __田中さん__が__先生__だ。 ← **だれ**が先生?\\ | + | __**田中さん**__が__先生__だ。 ← **だれ**が先生?\\ |
- | 新しい情報 古い情報\\ | + | **主語** 述語\\ |
+ | **新しい情報** 古い情報\\ | ||
- | __子ども__が__にわで遊んでいる__。 ← **だれ**がにわで遊んでいる?\\ | + | __**子ども**__が__にわで遊んでいる__。 ← **だれ**がにわで遊んでいる?\\ |
- | 新しい情報 古い情報\\ | + | **主語** 述語\\ |
+ | **新しい情報** 古い情報\\ | ||
- | **助詞[を]:N=動きの対象(目的語) **\\ | + | **<color #ed1c24>助詞[を]</ |
朝、よく__パン__を食べます。\\ | 朝、よく__パン__を食べます。\\ | ||
動作の対象(目的語)\\ | 動作の対象(目的語)\\ | ||
行 65: | 行 69: | ||
例13.__ペンギン__はとりです。\\ | 例13.__ペンギン__はとりです。\\ | ||
- | 総称\\ | + | 総称=どのペンギンも\\ |
===== コラム ===== | ===== コラム ===== | ||
- | ➣「助詞+は」\\ | + | ➣「**助詞+は**」\\ |
「には」 〇 例)きょう、大学には行きません。\\ | 「には」 〇 例)きょう、大学には行きません。\\ | ||
「では」 〇 例)この川では泳げません。\\ | 「では」 〇 例)この川では泳げません。\\ | ||
行 78: | 行 82: | ||
「もは」 × \\ | 「もは」 × \\ | ||
\\ | \\ | ||
- | ➣「(N)**は**< | + | ➣「(N)**は**< |
**< | **< | ||
パソコン**は**< | パソコン**は**< | ||
行 85: | 行 89: | ||
部屋**に**< | 部屋**に**< | ||
\\ | \\ | ||
- | ➣「N1はN2が~」文:N2はN1の部分や特徴\\ | + | ➣「**N1はN2が~**」文:N2はN1の部分や特徴\\ |
東京(N1)は物価(N2)が高いです。 ×東京の物価が高いです。\\ | 東京(N1)は物価(N2)が高いです。 ×東京の物価が高いです。\\ | ||
北海道(N1)は冬(N2)が寒いです。 | 北海道(N1)は冬(N2)が寒いです。 | ||
田中さん(N1)は髪(N2)が長いです。 | 田中さん(N1)は髪(N2)が長いです。 | ||
日本語(N1)は漢字(N2)が難しいです。 | 日本語(N1)は漢字(N2)が難しいです。 | ||
+ | \\ | ||
+ | ➣「**主語(主体)に**」cf.[[80に|80[に] ]](機能7:動作の主体)\\ | ||
+ | ※主体に「**に**」を使う場合:\\ | ||
+ | ・所有の所有者=人\\ | ||
+ | 例)わたし**に**(は)夢がある。→**わたしの**夢\\ | ||
+ | ・述語[[用語の説明|【用語の説明】]]に「可能」、「思考」(「わかる」など)、「感覚」(「感じる」など)の動詞が使われる文\\ | ||
+ | 例)田中さん**に**(は)そんなことは**できない**。\\ | ||
+ | ・「受け身」文、「使役の受け身」文、「Vてもらう」文の主体\\ | ||
+ | 例)弟は母**に**叱られた。⇔母**が/は**弟を叱った。\\ | ||
\\ | \\ | ||
➣主節と従属節の主語が異なる場合、従属節の主語に「が」を使う。\\ | ➣主節と従属節の主語が異なる場合、従属節の主語に「が」を使う。\\ | ||
- | これは母**が**くれたプレゼントです。 \\ | + | 例)__これ__は__母__**<color #ed1c24>が</ |
これ=主節の主語\\ | これ=主節の主語\\ | ||
母=従属節の主語\\ | 母=従属節の主語\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | ➣主題に「**なら**」を使う場合もある。\\ | ||
+ | 「**なら**」と「**は**」の違い: | ||
+ | 「なら」は動詞(V)にも、名詞(N)にもつくが、「は」は名詞(N)にしかつかない。\\ | ||
+ | 例)A:新しい携帯電話を買いたい。 B:携帯電話を買うなら、「タナカ屋」がいい。/携帯電話なら、「タナカ屋」がいい。\\ | ||
+ | 例)A:新しい携帯電話を買いたい。 B:携帯電話は、「タナカ屋」がいい。\\ | ||
===== 確認問題 ===== | ===== 確認問題 ===== | ||
1 どの人{a.は b.が}田中さんですか。\\ | 1 どの人{a.は b.が}田中さんですか。\\ |
88は.1706431008.txt.gz · 最終更新: 2024/01/28 17:36 by kaken