話し手が根拠(客観的な理由)に基づいて確信していること
例1.【今6時だ】6時に約束をしているので、田中さんはもうすぐ来るはずだ。
例2.ヤンさんは、4年生だから、今年、卒業のはずだ。
例3.まだ2月だから、北海道は寒いはずだ。
例4.山田さんは、毎日、パンを食べているから、パンは好きなはずだ。
例5.木村さんは、熱があるから、きょうのパーティーには来ないはずだ。
・はずがない
・だろう/でしょう
例6.木村さんは、今、アメリカにいるから、きょうのパーティーには来るはずがない。
例7.部屋の中が30度だから、寒いはずがない。
例8.家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいるだろう【話し手の推量】。
例9.家の前に田中さんの車があります【根拠】。田中さんは家にいるでしょう【話し手の推量】。
「はずだ」:話し手は、根拠(客観的な理由)に基づいて、そのような可能性があることを確信している
「はずがない」:話し手は、根拠(客観的な理由)に基づいて、そのような可能性がないことを確信している
「だろう/でしょう」:話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。
誤用例: 【本ツールの使い方】
1.その項目を使うべきでないところで使っている
例)大人になったら二千ぐらいの漢字を知るべきです。漢字を書くことも読むことが出来るはずです(誤用)。【『日本語学習者による日本語作
文とその母語訳との対訳データベース』】→~2000字ぐらい知らなければならない。そして、漢字を書くことも読むこともできるでしょ
う。
※〈解説〉「はずだ」は「話し手が根拠(客観的な理由)に基づいて確信している」時に使うが、ここは、「確信」ではなく、「推量」だか
ら、「だろう」のほうがうよい。
➣「はずだ」と間違いやすい文型
「はずだ」:根拠(客観的な理由)に基づいた話し手の確信
「だろう」:話し手の推測(根拠はない)
「Vなければならない」:義務
例)ヤンさんは、もう10年日本語を勉強しているから、日本語が上手なはずだ。→「10年勉強している」=根拠
例)ヤンさんは、日本語が上手だろう。→話し手はそう思うだけ
例)大学で必要なので、ヤンさんは日本語を勉強しなければならない。→ヤンさんの義務