22vことがある
22[Vことがある](Vことがない)
基本情報
使い分けが必要な文法・文型
・1Vた36[Vた]
・2Vたことがある
機能
機能1★:(Vたことがある/ない)経験
機能1用例:
例1.私はなっとうを食べたことがある。
例2.息子はアメリカに行ったことがある。
例3.私は24時間寝たことがない。
例4.5年前にこの映画を見たことがある。
機能1と使い分けが必要な文法・文型:
・Vた
機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例:
例5.私はなっとうを食べた。
例6.息子はアメリカに行った。
例7.5年前にこの映画を見た。
機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:
・Vたことがある:経験
使うための条件:
①当たり前ではないこと
例)#私は寝たことがある。←当たり前のこと
例) 私は15時間寝たことがある。←当たり前ではないこと
②できごとが起こってからある程度の時間が経っていること
例)#先週、この映画を見たことがある。
例) 5前にこの映画を見たことがある。
・Vた:過去の(完了した)できごと
機能2★:(Vることがある)時々
機能2用例:
例8.私はなっとうを食べることがある。
例9.息子はアメリカに行くことがある。
例10.私は長く寝ることがある。
例11.週末、映画を見ることがある。
機能2と使い分けが必要な文法・文型:
・Vたことがある
機能2と使い分けが必要な文法・文型の用例:
例3.私はなっとうを食べたことがある。
例4.息子はアメリカに行ったことがある。
機能2と使い分けが必要な文法・文型の違い:
・Vることがある:時々する
・Vたことがある:経験(cf.機能1)
コラム
➣「ことがある」は動詞(V)以外のことばと一緒に使うこともある。
例)この店は月曜日が休みのことがある。→名詞(N)
例)北海道もむし暑いことがある。→形容詞(A)
例)機械でも不便なことがある。→形容詞(A)
22vことがある.txt · 最終更新: 2024/02/26 15:54 by kaken