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--- 65と_条件_② [2024/03/02 11:19] – [基本情報] kaken
+++ 65と_条件_② [2025/05/06 14:02] (現在) – kaken
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-====== 65[と] ②======
+====== 65[と] （条件）②======
 ===== 基本情報 =====
 １．旧JLPT該当級：３\\
-２．品詞： 接続助詞（接続詞）[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
+２．品詞： 接続助詞（接続詞）[[用語の説明|【用語の説明】]][[①助詞|①[助詞]]]\\
-３．前接：V（動詞）**る**形／V（動詞）**ない**形[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用]　]]、いA（形容詞）**い**形、なA（形容詞）／N（名詞）**だ**[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
+３．前接：V（動詞）**る**形／V（動詞）**ない**形[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用]　]]、いA（形容詞）**い**形／**くない**形、なA（形容詞）／N（名詞）**だ**／**じゃない**[[文体|⑩[文体]]][[用語の説明|【用語の説明】]]\\
 ４．意味： 仮定、条件
 ===== 使い分けが必要な文法・文型 =====
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 ※非過去のみ
 === 機能１用法１用例： ===
-例１．このボタンを押すと、ジュースが出る。\\
+例１．このボタンを**押す****と**、ジュースが出る。\\
-例２．春になると、さくらの花が咲く。\\
+例２．春に**なる****と**、さくらの花が咲く。\\
-例３．暑いと、この木は枯れてしまう。\\
+例３．**暑い****と**、この木は枯れてしまう。\\
-例４．静かだと、さびしい。\\
+例４．**静かだ****と**、さびしい。\\
-例５．子どもだと、ここは入れない。
+例５．**子どもだ****と**、ここは入れない。
 === 機能１用法１と使い分けが必要な文法・文型： ===
 ・ば
 === 機能１用法１と使い分けが必要な文法・文型の用例 ===
-例６．このボタンを押せば、ジュースが出る。\\
+例６．このボタンを**押せば**、ジュースが出る。\\
-例７．春になれば、さくらの花が咲く。\\
+例７．春に**なれば**、さくらの花が咲く。\\
 **※<color #ed1c24>「と」「ば」の使い分けについて、ページの下の「機能１と使い分けが必要な文法・文型の違い」を参照</color>**
 ==== 用法２★★【発見・おどろき】：話し手が予想しなかったことを伝える ====
-※後件の「V」は、**た**形
+※後件の「V」は、**<color #00a2e8>た</color>**形
 === 機能１用法２用例： ===
-例８．部屋に入ると、ネコがいた。\\
+例８．部屋に**入ると**、ネコが<color #00a2e8>いた</color>。\\
-例９．窓を開けると、虫が入ってきた。
+例９．窓を**開けると**、虫が<color #00a2e8>入ってきた</color>。
 === 機能１用法２と使い分けが必要な文法・文型： ===
 ・たら
 === 機能１用法２と使い分けが必要な文法・文型の用例 ===
-例１０．部屋に入ったら、ネコがいた。\\
+例１０．部屋に**入ったら**、ネコが<color #00a2e8>いた</color>。\\
-例１１．窓を開けたら、虫が入ってきた。\\
+例１１．窓を**開けたら**、虫が<color #00a2e8>入ってきた</color>。\\
 **※<color #ed1c24>「と」「たら」の使い分けについて、ページの下の「機能１と使い分けが必要な文法・文型の違い」を参照</color>**
 === 機能１と使い分けが必要な文法・文型の違い： ===
-**１）「たら」・「ば」と「と」**\\
+**１）「たら」、「ば」と「と」**\\
-**・「たら」：仮定条件；確定条件；発見；反事実；※一般的条件（必然的な結果）；※習慣・反復**\\
+**・「たら」：仮定条件；確定条件；発見；反事実；※一般的条件（必然的な関係）；※習慣・反復**\\
 ①前件と後件に時間的前後関係がある：前件→後件\\
 　例）授業が終わったら、映画を見に行く。\\
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 ※話しことばでは、「一般条件」にも「習慣・反復」にも使える\\
 　例）30歳を超えたら、おばさんになっている。\\
-**・「ば」：仮定条件；一般的条件（必然的な結果）；習慣・反復；反事実**\\
+**・「ば」：仮定条件；一般的条件（必然的な関係）；習慣・反復；反事実**\\
 ①前件と後件に時間的前後関係がある：前件→後件（例６）\\
 ②1回のできごとにも反復性のある出来事にも使える\\
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 　例）春になれば、桜が咲く。→反復性のあるできごと\\
 ③後件に意志表現が使われない\\
-※ただ、状態の場合は、使える。\\
+※ただし、前件が状態の場合は、使える。\\
 　例）お金があれば、旅行に行きたい。\\
 　例）あした、ひまなら（ば）、映画を見に行きたい。\\
 　例）いい人なら（ば）、結婚してください。\\
 ④書きことば（「改まった文体」）でよく使われる\\
-**・「と」：一般的条件（必然的な結果）；習慣・反復；発見**\\
+**・「と」：一般的条件（必然的な関係）；習慣・反復；発見**\\
 ①前件と後件に時間的前後関係がある：前件→後件（例１）\\
 ②反復性のあるできごと（例２）\\
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 |仮定条件|〇| |〇|
 |確定条件（あとで）|〇| | |
-|一般的条件（必然的な結果）|△|〇|〇|
+|一般的条件（必然的な関係）|△|〇|〇|
 |発見|〇|〇| |
 |反事実|〇| |〇|
-|1回のできごと|〇| | |
+|1回のできごと|〇| |〇|
 |習慣・反復|△|〇|〇|
 |話ことばで使われる|◎|〇|〇|
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 例）部屋に入ったら、ネコがいた。\\
 例）部屋に入ると、ネコがいた。\\
-**・「と」、「ば」：一般的条件（必然的な結果）**\\
+**・「と」、「ば」：一般的条件（必然的な関係）**\\
 例）春になると、さくらが咲く。\\
 例）春になれば、さくらが咲く。