目次

47[で] 

基本情報

1.旧JLPT該当級:4
2.品詞: 助詞【用語の説明】
3.前接: N(名詞)【用語の説明】
4.意味:1場所(動き)
     2手段
     3理由

使い分けが必要な文法・文型

・1助詞「に」80[に] 
・3ため(に)40[ため(に)] 
・3から16[から]② 
・3ので86[ので] 

文型を使う上で理解が必要な情報

動詞のタイプ⑧[動詞のタイプ]
 1)動きがある動詞=動作動詞
 2)動きがない動詞=状態動詞

機能

機能1★:場所(動き)

機能1用例:

例1.うちでごはんを食べます。
例2. 京都でまつりがあります。

機能1と使い分けが必要な文法・文型:

・助詞「に」

機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例:

例3.へやにいすが4つあります。
例4.日本に住んでいます。

機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:

:動きの場所
:存在(状態)の場所

機能2★:手段

機能2用例:

例5.京都にしんかんせんで行きます。
例6. はしで食べます。

機能3★:理由

機能3用例:

例7.かぜでクラスを休んだ。
例8.雪で電車が止まった。

機能3と使い分けが必要な文法・文型:

・ため(に)
・から
・ので

機能3と使い分けが必要な文法・文型の用例:

例9.雪のために電車が止まった。
例10.日曜だから、大学に行かない。
例11.日曜日なので、大学に行かない。

機能3と使い分けが必要な文法・文型の違い:

で:前に「できごと」の名詞(かぜ、病気、事故、雪、火事 など)が来る
ために:書きことばで使う(話しことばではあまり使わない)
から:「できごと」だけでなく、いろいろな理由・原因に使う
ので:「できごと」だけでなく、いろいろな理由・原因に使う

コラム

➣動詞「あります」が2つある。
例)へやいすが4つあります。 「あります」→状態動詞;「~に」=存在の場所
例)京都まつりがあります。  「あります」→動作動詞;「~で」=動き/動作の場所

確認問題

1 どこ{a.に b.で}電車に乗りますか。
2 「みどり」ホール{a.に b.で}コンサートがあります。
3 パンはいつもこの店{a.に b.で}買います。

確認問題の説明

1 cf.機能1
2 cf.コラム
3 cf. 機能1