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67[という]

基本情報

旧JLPT該当級:3
品詞: 文型【用語の説明】
前接:N(名詞)/A(形容詞)/V(動詞)普通形⑩[文体]
意味:伝聞(間接話法・直接話法)

使い分けが必要な文法・文型

・そうだ[伝聞]35[そうだ]②
・Vようにいう112[Vようにいう]

機能

機能1★:伝聞(間接話法・直接話法)

機能1用例:

例1.きのう、北海道で地震があったという。
例2.今年は、雪が少ないという/といわれている。
例3.学生に、「レポートを出してください」と言った。
例4.みんなに、「クラスに遅れないでください」と言ってください。
例5.田中さんはパーティには行かないと言っている。
例6.リさんは「また京都に行きたいです」と言っていた。

機能1と使い分けが必要な文法・文型:

・そうだ
・Vようにいう

機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例:

例7.きのう、北海道で地震があったそうだ。
例8.今年は、雪が少ないそうだ。
例9.学生に、レポートを出すように言った。
例10.みんなに、クラスに遅れないように言ってください。

機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型の違い:

という:一般的に言われていることを述べる。書くときに使う。
    間接話法(例1、例2、例5)にも直接話法(例3、例4、例6)にも使う。
そうだ:話すときに使う。
Vようにいう:間接話法のみに使う。もとの文は依頼や支持、命令を表す。
例)学生に、レポートを出すように言った。←学生に、「レポートを出してください」と言った。

コラム

➣間接話法の「という」はひらがなで書く。

➣「と言った」と「と言っている」の主体
 「と言った」の主体:わたし/~さん
 「と言っている」の主体:~さん

➣「NというN
相手が知らない物、人、場所などについて導入するときに使う。
例)きのう、ポポーというくだものを食べた。
例)1時間前に、田中さんというから電話があった。
例)日本には、四国というがある。