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7[Vうとする](しない)

基本情報

旧JLPT該当級:3
品詞: 文型【用語の説明】
前接: V(動詞)意向形⑥[動詞活用] 
意味: 1意志、こころみ、努力
    2直前

使い分けが必要な文法・文型

・1Vうと思う6[Vうと思う]
・1Vことにする24[Vことにする]

機能

機能1★: 【Vうとする・Vうとしない】意志、こころみ、努力

機能1用例:

例1.寝ようとしたが、となりがうるさくて寝られなかった。
例2.カレーを作ろうとしたが、やさいがなかった。
例3.犬が階段をのぼろうとしている。
例4.お客さんは帰ろうとしない。

機能1と使い分けが必要な文法・文型:

・Vうと思う
・Vことにする

機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例:

例5.そろそろ寝ようと思う。
例6.娘の誕生日にケーキを作ろうと思う。
例7.田中さんはケーキを作ろうと思っている。
例8.毎日、ジョギングをすることにした。
例9.今度の旅行には行かないことにした。

機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: 

Vうとする(しない):意志、こころみ、努力【実際にしなかったが、動作をこころみた】 
Vうと思う:意志【計画をたてている。しかし、動作はまだこころみていない】
Vことにする:話し手/主語が主体的に決めること
※「Vことにした」が最も多く使われる形

※将来的に計画を立てていること、また未定のことには、「Vうとする・しない」ではなく、「Vうと思う」を使う。
例10.帰国しても、日本語の勉強を続けようと思う。
例11.これからもっとがんばろうと.思う。

機能2★: 【V1うとする、V2】V1の直前にV2

機能2用例
例12.家を出ようとしたとき、雨が降ってきた。
例13.おふろに入ろうとしていたところ(に)、電話がかかってきた。