日本語参照文法

初級日本語文法の総まとめ

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6vうと思う

6[V(よ)うと思う]

基本情報

旧JLPT該当級:3
品詞: 文型【用語の説明】
前接: V(動詞)意向形⑥[動詞活用] 
意味: 意志

使い分けが必要な文法・文型

・Vたい37[Vたい]
・Vつもりだ45[Vつもりだ]
・V(よ)うとする(しない)7[Vうとする](Vうとしない)

文型を使う上で理解が必要な情報

意志動詞/無意志動詞⑧[動詞のタイプ]

主語の人称
 1人称(1p.)=わたし
 3人称(3p.)=~さん

機能

機能1★: 意志

機能1用例:

例1.来月、旅行に行こうと思う
例2.新しいパソコンを買おうと思う
例3.そろそろ寝ようと思う

機能1と使い分けが必要な文法・文型:

・Vたい
・Vつもりだ
・V(よ)うとする(しない)

機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例:

例4.来月、旅行に行きたい
例5.来月、旅行に行くつもりだ
例6.寝ようとしたが、となりがうるさくて寝られなかった。
例7.お客さんは帰ろうとしない

機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: 

Vたい:願望【気持ちだけ】
V(よ)うと思う:意志【計画をたてている】
Vつもりだ:かたまった意志【決めたこと】
V(よ)うとする(しない):意志、こころみ、努力【実際にしなかったが、動作をこころみた】

コラム

➣「V(よ)うと思う」には無意志動詞は使えない。
開く(無意志動詞)→開こうと思う   ×
開ける(意志動詞)→開けようと思う 〇

➣否定形:「V(よ)うと思わない」
例)雨の日、散歩に行こうと思わない。

➣過去形:「V(よ)うと思った」
例)きのう、散歩に行こうと思った(が、雨がふってきて、行けなかった)。

➣意志を一定期間持ち続けているときに、「V(よ)うと思っている」を使う。
例)これから、早く寝ようと思っている。

➣「V(よ)うと思う」と「V(よ)うと思っている」の主語
・「V(よ)うと思う」:主語=1人称
例)わたしは留学しようと思う。

・「V(よ)うと思っている」:主語=1人称3人称
例)わたしは留学しようと思っている。
例)田中さんは留学しようと思っている。

6vうと思う.txt · 最終更新: 2025/04/30 14:13 by kaken

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