6[V(よ)うと思う]
基本情報
使い分けが必要な文法・文型
・Vたい37[Vたい]
・Vつもりだ45[Vつもりだ]
・V(よ)うとする(しない)7[Vうとする](Vうとしない)
文型を使う上で理解が必要な情報
・意志動詞/無意志動詞⑧[動詞のタイプ]
・主語の人称
1人称(1p.)=わたし
3人称(3p.)=~さん
機能
機能1★: 意志
機能1用例:
例1.来月、旅行に行こうと思う。
例2.新しいパソコンを買おうと思う。
例3.そろそろ寝ようと思う。
機能1と使い分けが必要な文法・文型:
・Vたい
・Vつもりだ
・V(よ)うとする(しない)
機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例:
例4.来月、旅行に行きたい。
例5.来月、旅行に行くつもりだ。
例6.寝ようとしたが、となりがうるさくて寝られなかった。
例7.お客さんは帰ろうとしない。
機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:
Vたい:願望【気持ちだけ】
V(よ)うと思う:意志【計画をたてている】
Vつもりだ:かたまった意志【決めたこと】
V(よ)うとする(しない):意志、こころみ、努力【実際にしなかったが、動作をこころみた】
コラム
➣「V(よ)うと思う」には無意志動詞は使えない。
開く(無意志動詞)→開こうと思う ×
開ける(意志動詞)→開けようと思う 〇
➣否定形:「V(よ)うと思わない」
例)雨の日、散歩に行こうと思わない。
➣過去形:「V(よ)うと思った」
例)きのう、散歩に行こうと思った(が、雨がふってきて、行けなかった)。
➣意志を一定期間持ち続けているときに、「V(よ)うと思っている」を使う。
例)これから、早く寝ようと思っている。
➣「V(よ)うと思う」と「V(よ)うと思っている」の主語
・「V(よ)うと思う」:主語=1人称
例)わたしは留学しようと思う。
・「V(よ)うと思っている」:主語=1人称、3人称
例)わたしは留学しようと思っている。
例)田中さんは留学しようと思っている。