23[Vことができる](できない)
基本情報
使い分けが必要な文法・文型
文型を使う上で理解が必要な情報
可能形
グループ1 | グループ2 | グループ3 | |||||
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かう | よむ | かく | はなす | たべる | みる | する | くる |
かえる | よめる | かける | はなせる | ※たべられる | ※みられる | ※できる | ※こられる |
機能
機能1★:可能
機能1用例:
例1.私は泳ぐことができる。
例2.田中さんはスキーをすることができる。
例3.私は辛い料理を食べることができない。
例4.図書館で本を10冊借りることができる。
機能1と使い分けが必要な文法・文型:
・ 可能形
・ Vてもいい
機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例:
例5.私は泳げる。
例6.田中さんはスキーができる。
例7.私は辛い料理は食べられない。
例8.図書館で本が10冊借りられる。
例9.A:すみません、この本を借りてもいいですか。 B:ええ、いいですよ。
機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:
・「ことができる」と「可能形」はほとんど違いがなく、置き換えが可能であるが、フォーマルな会話では「ことができる」が用いられる。
・Vてもいい:Vをするための許可
コラム
➣可能形を使った文
・できごとの対象の助詞:一般的に「が」を使うが、「を」を使う場合もある。
※ただ、起点の「を」を「が」に置き換えることができない。
例) アナさんは漢字が/を書けない。
例) カギがかかっていて、部屋を出られない。
例)#カギがかかっていて、部屋が出られない。
・能力的に不可能なことを表す文の主語には、「には」を使うことがある。
例)ぼくにはそんなむずかしいことはできない。
➣「わかる」のような認知動詞には可能形がない。
➣「ら」抜きことば
グループ2の動詞と「来られる」の可能形は、話しことばでは、「ら」が抜けることがある。
例)食べられる→食べれる
例)見られる→見れる
例)来られる→来れる
➣「可能」と「許可求め」」の意味には、同じことば(文法)が使われる言語があるが、日本語では、違う表現(文法)が使われるので、注意が必要だ。
可能→「Vことができる」 例)漢字を書くことができる。
許可求め→「Vてもいい」 例)漢字で書いてもいい。