文書の過去の版を表示しています。
目次
86[ので]
基本情報
1.旧JLPT該当級:3
2.品詞: 接続助詞
3.前接: V/A/N【普通形/丁寧形】(※Aな、Nな)
4.意味: 理由・原因、判断の根拠
文型を使う上で理解が必要な情報
・前件/後件
前件=2節からなる複文の前の節
後件=2節からなる複文の後の節
使い分けが必要な文法・文型
機能
機能1★:理由・原因、判断の根拠
用法1:後件の理由・原因を表す。後件は前件の結果である【理由・原因→結果】
機能1用法1用例:
例1.事故があったので、道が混んでいる。
例2.きょう、体調が悪いので、学校を休む。
例3.この町は交通が不便なので、車を利用する人が多い。
例4.雨なので、きょうはでかけない。
用法2:後件の理由、判断の根拠を表す。
例5.熱があるので、今日の練習は休ませてください。
例6.全員おそろいのようですので、会議を始めます。
機能1と使い分けが必要な文法・文型:
・から
・ために
・て/で
機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例:
例7.事故があったから、電車が止まった。
例8.今日時間がないから、宿題はあしたする。
例9.大雪のため電車が止まった。
例10.この町は交通が不便なため、車を利用する人が多い。
例11.事故があって電車が止まってしまった。
例12.事故で電車が止まってしまった。
例13.皆さんにお会いできてうれしいです。
例14.宿題を忘れてしまってすみません。
機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:
から:原因や判断の根拠を表す。
後件の形に制限がない。
ため(に):書きことばでよく使う。
後件には、「質問」、「命令」、「意志」、「推量」を表す文が使えない
例)雪が降ったために、試合は中止でしょう。×
て/で:後件には、「質問」、「命令」、「意志」、「推量」が使えない。
「から」の用法2のような意味では使えない。
例)危なくて、近づかないでください。×
例)きょうは、日曜日で、デパートは混んでいるだろう。×
「Vて」の形が使えるが、「継起」の意味になる。
例)日本語が上手になって、アルバイトを始めたいと思う。
Vて:後件に感情や謝罪の表現を使うことが多い→例13、例14
Nで:Nにはできごと(事故、地震、風、雪など)のことばを使う→例12
ので:「から」よりていねいなことば
「~から」のほうがいくらか原因をはっきり述べている。
後件の形に制限がある:①後件に「だろうので」は使えない。
②「命令」、「意志」、「推量」のときは、「から」のほうが自然だ。
コラム
➣前件が「だろう」で終わるとき
「から」はつくが、「ので」はつかない。
例)明日は雨が降るだろうから、傘を持っていきます。〇
例)明日は雨が降るだろうので、傘を持っていきます。×
➣「Q:どうして~」に答える場合は、「A:~のでだ」は使えない。
➣「~のは~のでだ」はない。