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初級日本語文法の総まとめ

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106qwも_ない

106[QWも~ない] 

基本情報

1.旧JLPT該当級:4
2.品詞: 文型【用語の説明】
3.前接: QW(疑問詞)【用語の説明】
4.意味:全面否定(全く~ない)

使い分けが必要な文法・文型

・QWも【肯定形】105[も] 

機能

機能1★:全面否定(全く~ない)

機能1用例:

例1.部屋にだれもいない。
例2.今週の日曜日はどこにも行かない。
例3.今朝、何も食べなかった。
例4.あの人は、だれからも愛されていない。

機能1と使い分けが必要な文法・文型:

・QWも【肯定形】

機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例:

例5.この漢字は、クラスのだれも(が)知っている。→みんなが知っている
例6.京都はどこにも行った。→全ての場所に行った
例7.よう子さんは、だれからも愛されている。→みんなから愛されている
例8.くだものは、何でも食べる。→全部食べる
※「なん」の場合→「なん+(助詞)+でも」cf. 61[ても/でも]105[も] (コラム)

機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:

QWも【否定形】【用語の説明】:全て~ない
QWも【肯定形】【用語の説明】:全て~だ

コラム

QW+も~ない」の一般的な例
だれ:だれも、だれにも、だれからも、だれとも・・・~ない
例)パーティーにはだれも来ない。
例)だれにも連絡しなかった。
例)だれからもプレゼントをもらわなかった。
例)だれとも話さなかった。
どこ:どこ(に/へ)も、どこでも、どこからも、どこまでも・・・~ない
例)本はどこにもない。
例)週末、どこ(に/へ)も行かない。
例)どこでもコーヒーを買わない。
例)どこからも連絡がない。
例)どこまでも行かない。  
なに:なにも~ない
例)この部屋には何もない。
例)今朝、何も食べなかった。  
いつ:いつも~ない
例)あの学生はいつも宿題を出さない。
どれ:どれも~ない
例)やさいはどれも好きじゃない。
どちら:どちらも、どちらにも、どちらからも、どちらとも~ない
例)(AもBも)どちらもおもしろくない。
例)(AさんにもBさんにも)どちらにも連絡しない。
例)(AさんからもBさんからも)どちらからも連絡がない。
例)(AさんともBさんとも)どちらとも話さなかった。

 

106qwも_ない.txt · 最終更新: 2024/02/28 11:52 by kaken

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