日本語参照文法

初級日本語文法の総まとめ

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30し

30[し]

基本情報

旧JLPT該当級:3
品詞:接続助詞(接続詞)【用語の説明】
前接:N(名詞)/V(動詞)/A(形容詞)【普通形/ですます形】⑩[文体]
意味: 1並列
    2理由

使い分けが必要な文法・文型

・1助詞「とか」69[とか]
・1Vて(継起、並列)46[Vて]
・2から16[から]② 

機能

機能1★: 1並列/2理由

機能1用例:

例1.今のアパートは、交通も不便だし、駅からも遠い。←1
例2.宿題もしたし、部屋もかたづけたし、遊びに行く。←1、2
例3.今日は雨だし、外へ行きたくない。←2

機能1と使い分けが必要な文法・文型:

・助詞「とか」
・Vて
・から

機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例:

例4.朝は、パンとかたまごを食べる。
例5.休みの日は、買い物をするとか、友だちと映画を見るとかして過ごす。
例6.今のアパートは、交通が不便だとか、駅から遠いとか、住みにくい。
例7.沖縄に行って、海で泳いだ。
例8.今日は雨だから、外へ行きたくない。

機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:

とか:【例示】NもVもAも使える。「たとえば」の意味がある。
: 1【並列】NもVもAも使える。「~も~も・・・(他にもある)」
   2【理由】因果関係が弱い。「他の理由もある」という意味がある。
Vて:【継起、並列】Vの動きが続いて起きる。 Vの動き以外、他にはない。
から:因果関係が強い。理由や判断の根拠を表す。

コラム

➣「し」は、話しことばで使う。

➣「し」は何回繰り返して使ってもいいが、1回だけ使うこともできる(例1、例3)。

30し.txt · 最終更新: 2024/02/26 16:53 by kaken

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