44[Vつづける(つづく)]
基本情報
使い分けが必要な文法・文型
・Vはじめる91[Vはじめる]
・Vおわる(おえる)8[Vおわる(おえる)]
・Vだす39[Vだす]
・Vている51 [Vている]
文型を使う上で理解が必要な情報
機能
機能1★:動作の継続
※動詞のタイプ:Vには1)①動きがしばらく続く動詞を使うことが一般的であるが、2)動きがない動詞(状態動詞)を使う場合(例4)もある。
機能1用例:
例1.今日一日、雨が降りつづけるだろう。
例2.雨が降りつづいている。
例3.山の中を5時間歩きつづけた。
例4.お客は、3時間、店にいつづけた。
機能1と使い分けが必要な文法・文型:
・Vはじめる
・Vおわる(おえる)
・Vだす
・Vている
機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例:
例5.子どもはごはんを食べはじめた。
例6.雨が降りはじめた。
例7.子どもはごはんを食べおわった。
例8.10kmのマラソンを走りおえた。
例9.雨が降りだした。
例10.雨が降っている。
例11.電気がついている。
機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:
Vつづける(つづく):動作の継続
※「つづく」は「降る」という動詞のときのみに使う
Vはじめる:動作の開始
Vおわる(おえる):動作の終了
※「おわる」:意志動詞とも無意志動詞とも使える
※「おえる」:意志動詞としか使えない
Vだす:動作の開始
※無意志動詞としか使えない
Vている:動作/結果の継続
※①動きがしばらく続く動詞:動作の継続
②動きが短い動詞:結果の継続
※VつづけるとVているの違いは次の通りである:
Vつづける:1)動作が終わっていないことを表す
2)②動きが短い動詞と使えない(①動きがしばらく続く動詞と③動きがない動詞と使える)
Vている:1)動作がある時点(たとえば、「今」)で起こっていることを表す。
2)③動きがない動詞と使えない(①動きがしばらく続く動詞と②動きが短い動詞と使える)