日本語参照文法

初級日本語文法の総まとめ

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96ほしい

96[ほしい]

基本情報

旧JLPT該当級:4
品詞:形容詞【用語の説明】
前接:1「N(名詞)+が」【用語の説明】
   2V⑥[動詞活用] 
意味:願望、要求

使い分けが必要な文法・文型

・1Vたい37[Vたい]
・2Vてもらいたい

文型を使う上で理解が必要な情報

主語の人称
 1人称(1p.)=わたし
 3人称(3p.)=~さん

機能

機能1: 願望・要求

用法1★:【Nが】

用法1用例:

例1.新しいパソコンがほしい。

用法1と使い分けが必要な文法・文型:

・Vたい

用法1と使い分けが必要な文法・文型の用例:

例2.新しいパソコンが/を買いたい。

用法1と使い分けが必要な文法・文型の違い:

Nがほしい:もののときに使う
Vたい:行為のときに使う

用法2★★: 【Vて】

用法2用例:

例3.親に新しいけいたい電話を買ってほしい。
例4.世界が平和になってほしい。
例5.もう暖かくなってほしい。

用法2と使い分けが必要な文法・文型:

・Vてもらいたい

用法2と使い分けが必要な文法・文型の用例:

例6.親に新しいけいたい電話を買ってもらいたい。

用法2と使い分けが必要な文法・文型の違い:

Vてほしい:行為を望んでいる相手がいてもいなくてもいい→例3、例5
Vてもらいたい:行為を望んでいる相手がいる→例6
例)#暖かくなってもらいたい。

コラム

➣否定形:「ほしくない」
例)新しいパソコンはほしくない。

➣「ほしい」と「ほしがる」の主語
「ほしい」:主語=1人称
例)(わたしは)新しいパソコンがほしい。
「ほしがる」:主語=3人称
例)田中さんが新しいパソコンをほしがる。

➣対象の助詞
「ほしい」:対象「が」
「ほしがる」:対象「を」
例)新しいパソコンがほしい。
例)子どもはゲームをほしがる。

96ほしい.txt · 最終更新: 2024/02/27 16:05 by kaken

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