93はずだ
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| 93はずだ [2024/02/25 16:32] – [基本情報] kaken | 93はずだ [2026/09/27 14:59] (現在) – [機能1★: 話し手の確信] kaken | ||
|---|---|---|---|
| 行 3: | 行 3: | ||
| 旧JLPT該当級:3\\ | 旧JLPT該当級:3\\ | ||
| 品詞: 文型[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ | 品詞: 文型[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ | ||
| - | 前接: V/A/N普通形(※Aな、Nの)[[文体|⑩[文体]]]\\ | + | 前接: V(動詞)/A(形容詞)/N(名詞)普通形(※Aな、Nの)[[文体|⑩[文体]]]\\ |
| 意味: 話し手の確信 | 意味: 話し手の確信 | ||
| ===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== | ===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== | ||
| - | ・はずがない[[92はずがない|92[はずがない]]] | + | ・はずがない[[92はずがない|92[はずがない]]]\\ |
| + | ・だろう[[43だろう|43[だろう]]]/でしょう[[58でしょう|58[でしょう]]]\\ | ||
| ===== 機能 ===== | ===== 機能 ===== | ||
| ==== 機能1★: 話し手の確信 ==== | ==== 機能1★: 話し手の確信 ==== | ||
| 話し手が**根拠(客観的な理由)に基づいて**確信していること | 話し手が**根拠(客観的な理由)に基づいて**確信していること | ||
| === 機能1用例: === | === 機能1用例: === | ||
| - | 例1.【今6時だ】6時に約束をしているので、田中さんはもうすぐ来るはずだ。\\ | + | 例1.【今6時だ】6時に約束をしているので、田中さんはもうすぐ来る**はずだ**。\\ |
| - | 例2.ヤンさんは、4年生だから、今年、卒業のはずだ。\\ | + | 例2.ヤンさんは、4年生だから、今年、卒業の**はずだ**。\\ |
| - | 例3.まだ2月だから、北海道は寒いはずだ。\\ | + | 例3.まだ2月だから、北海道は寒い**はずだ**。\\ |
| - | 例4.山田さんは、毎日、パンを食べているから、パンは好きなはずだ。\\ | + | 例4.山田さんは、毎日、パンを食べているから、パンは好きな**はずだ**。\\ |
| - | 例5.木村さんは、熱があるから、今日のパーティーには来ないはずだ。 | + | 例5.木村さんは、熱があるから、きょうのパーティーには来ない**はずだ**。 |
| === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === | === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === | ||
| - | ・はずがない | + | ・はずがない\\ |
| + | ・だろう/でしょう | ||
| === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: === | === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: === | ||
| - | 例6.木村さんは、今アメリカにいるから、今日のパーティーには来るはずがない。\\ | + | 例6.木村さんは、今、アメリカにいるから、きょうのパーティーには来る**はずがない**。\\ |
| - | 例7.部屋の中が30度だから、寒いはずがない。 | + | 例7.部屋の中が30度だから、寒い**はずがない**。\\ |
| + | 例8.家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいる**だろう**【話し手の推量】。\\ | ||
| + | 例9.家の前に田中さんの車があります【根拠】。田中さんは家にいる**でしょう**【話し手の推量】。\\ | ||
| === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === | === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === | ||
| - | 「**~ないはずだ**」と「**~はずがない**」の違い\\ | + | 「**はずだ**」:話し手は、**根拠(客観的な理由)に基づいて、そのような__可能性がある__ことを****__確信している__**\\ |
| - | ・「~ないはずだ」:できごとが起きない確信\\ | + | 「**はずがない**」:話し手は、**根拠(客観的な理由)に基づいて、そのような__可能性がない__ことを****__確信している__**\\ |
| - | 例)田中さんは来ないはずだ。\\ | + | 「**だろう/でしょう**」:話し手の推量(話し手が**あることを根拠として__予想している__こと**)を言うときに使う。 |
| - | ・「はずがない」:できごとが起きる可能性はない\\ | + | \\ |
| - | 例)田中さんは来るはずがない。 | + | |
| + | <color #ff7f27> **誤用例:** </ | ||
| + | 1.**その項目を使うべきでないところで使っている**\\ | ||
| + | 例)大人になったら二千ぐらいの漢字を知るべきです。漢字を書くことも読むことが出来る< | ||
| + | 文とその母語訳との対訳データベース』】→~2000字ぐらい知らなければならない。そして、漢字を書くことも読むこともできる< | ||
| + | う**</ | ||
| + | ※〈解説〉「はずだ」は「話し手が根拠(客観的な理由)に基づいて確信している」時に使うが、ここは、**「確信」ではなく、「推量」だか\\ | ||
| + | ら、「だろう」のほうがうよい**。\\ | ||
| ===== コラム➣ ===== | ===== コラム➣ ===== | ||
| ➣「はずだ」と間違いやすい文型\\ | ➣「はずだ」と間違いやすい文型\\ | ||
| - | 「はずだ」:根拠(客観的な理由)に基づいた話し手の確信\\ | + | 「**はずだ**」:根拠(客観的な理由)に基づいた話し手の確信\\ |
| - | 「だろう」:話し手の推測(根拠はない)\\ | + | 「**だろう**」:話し手の推測(根拠はない)\\ |
| - | 「なければならない」:義務\\ | + | 「**Vなければならない**」:義務\\ |
| 例)ヤンさんは、もう10年日本語を勉強しているから、日本語が上手なはずだ。→「10年勉強している」=根拠\\ | 例)ヤンさんは、もう10年日本語を勉強しているから、日本語が上手なはずだ。→「10年勉強している」=根拠\\ | ||
| 例)ヤンさんは、日本語が上手だろう。→話し手はそう思うだけ\\ | 例)ヤンさんは、日本語が上手だろう。→話し手はそう思うだけ\\ | ||
| 例)大学で必要なので、ヤンさんは日本語を勉強しなければならない。→ヤンさんの義務 | 例)大学で必要なので、ヤンさんは日本語を勉強しなければならない。→ヤンさんの義務 | ||
93はずだ.1708846349.txt.gz · 最終更新: 2024/02/25 16:32 by kaken